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【サンプル記事】来兎式音学塾(α版)
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【サンプル記事】来兎式音学塾(α版)

2013-02-19 17:03

    塾生の皆さんこんにちは、来兎です。

    このブロマガ『来兎式音学塾』では、来兎の独断と偏見による作曲術をみなさんに出来る限りわかりやすく伝授したいと思います。



    ■来兎の作曲のきっかけ

    私は小学生4年のときからエレクトーン教室に3年間ほど習っていましたが、不真面目な生徒だったのでよく休んではゲーセンで遊んでいました。それでもエレクトーンを習ったことで得たものは大きく、親に買ってもらった『エレクトーン』と『コード進行』という概念を手に入れることができました。

    エレクトーンは、YAMAHAの電子オルガンです。2段の鍵盤と足で弾くペダル鍵盤を使いひとりで『合奏』ができます。

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    エレクトーン(http://www.yamaha.co.jp/news/2008/08091701.html

    コード進行のコードとは『和音』のことです。音をさまざまに重ねることによって、明るい響きや暗い響きなど作り上げます。その和音を時間軸で入れ替えて『進行』させていくことで『世界』を作り上げていきます。


    もともと音楽は好きで、ゲームやテレビで聴いて気に入った曲を思い出しながらエレクトーンで再現するという遊びをしていました。メロディを弾いて、そこにコードを当てはめていく。しかしエレクトーン教室で習ったコードだけではどうしても再現できない曲があり、どうすればいいかわからずひたすら自分でコードを探していました。


    魔神英雄伝ワタルというTVアニメのオープニング曲『STEP』という曲のイントロのメジャーセブンスというコードを自力で見つけ出したときの感動は今でも忘れられません。



    私がエレクトーン教室で習ってたのは3和音のコードまででした。4和音以上重ねることで、こんなにも深みのある音の世界が作り出せることを発見し、それが音楽にハマる一番のきっかけでした。

    エレクトーンは中学の授業時間の都合でやめてしまったのですが、自分でも曲を作りたくなり中学から独学で作曲を始めました。私の曲をよく聴いてくれてる方はわかるかもしれませんが、そんなコードへのこだわりがあり、今もコードが少し難しくなる傾向があります。


    ■来兎式音学塾設立
    前にYOUTUBEでテクノポップ講座なる動画をアップしてそれが大変好評だったのですが、その後内容について色々考えてしまい、動画制作の手が止まってしまいました。
    それから数年経ち最近まわりで音楽制作をやりたいという方が増えてきて、また動画を作ってみようという気になってきました。今まで自分が曲を作る上で考えてきたことを一度書きだしてみようという意図もあります。

    そんなわけで、ブロマガ『来兎式音学塾』では、来兎の独断と偏見による作曲術を出来る限りみなさんに伝授したいと思います。


    『来兎式作曲術』では、コード進行を中心に曲を作っていきます。

    人が音楽を聴くということは、その音楽の奥にある世界を読み取る、浸るという行動であり、その世界を支配しているのがコード進行だからです。

    一般的には作曲はメロディを作ることですが、実はメロディだけでは世界を完成させることは難しく、メロディのイメージはコード進行によっていくらでも変えることができるからです。

    コード進行は喜び、悲しみを表現し、起承転結やアッと言わせる展開もあります。コード進行は『物語』なのです。


    作曲は誰にでもできるのか?

    できます。

    音楽はセンス・才能という『天性』という特別なものとして語られがちですが、私は『大好きな曲』がある人は作曲できると思います。

    大好きな曲があるということ、それ自体が『音楽を好きになれる才能』です。そこを『好き』だけで終わらせずに、『なぜ好きか?』掘り下げ、理解、納得することが出来れば、自分の作る曲にその『大好きな曲』のツボを取り入れることができます。そんなツボを組み合わせていけば、自分の思う最高の曲が出来上がります。


    というわけで、基本的にはコード進行についての授業から入り、メロディ、曲全体の構成などあくまで「来兎式」で進めていく予定ですが、内容はこれから考えるので行き当たりばったりになることでしょう。そこはご容赦いただければ。

    しばらくはα版で月二回程度の更新予定。
    よろしくお願いいたします。