かばやきさん のコメント
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こんにちは! 本日も友人のライター・イメルダちゃんに参加してもらい、悩み相談に答えたいと思います!
■カナさん(31歳女性)の相談 『59番目のプロポーズ』からずっとファンで、今もコラムを読みながら「おせんべいの片割れ」を探してる最中です。アルさんの面白くも心に刺さる言葉に励まされ、今は週に一度は出会いの場に行ってます! ただ自分がメンタル的なことを抱えていて病院に通ってることもあり、それをどのタイミングで気になる人に伝えるべきか?ありのままの私は好かれるのか?…等など、悩みが尽きません。 私は今まで1人としか付き合ったことがありません。もともと女子校育ちで、男の人の前だと緊張してしまい、うまく話せないタイプでした。 そのうえ18歳でストレスからパニック障害や自律神経失調症などになり、それがコンプレックスで恋愛する勇気がありませんでした。こんな私を好きになってくれる人はいないと思ってました。 でも27歳の時、初めて彼氏ができました。 全部知った上で好きになってくれて、初めて恋愛の幸せを感じました。でも結局は「支える自信がない」とフラれてしまいました。 それからちゃんと治そうと心療内科に行きながら婚活もしているのですが、こういうことを理解してもらいたいと思うのはワガママでしょうか?治らないかぎり、結婚はできないのでしょうか?また良いなと思う人ができた時、どのタイミングで話すべきでしょうか? 相手に隠しては付き合っていけないし、でも初めてのご飯で話すのは重たいかもとか、何回も会ってから話したら遅いかなとか、いろいろ考えると分からなくなり。。支え合えるような、生涯の伴侶が欲しいです。アドバイスをよろしくお願いいたします。
■回答
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。
著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。
ツイッターhttps://twitter.com/artesia59
著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。
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私もうつの病歴がありまして、当時は結構辛かったのですが、私の結論は、伴侶は自分が元気なときに見つけたほうが良い、でした。うつ病真っ盛りのときに出会った人を好きになり、お付き合いしたのですが、自分がそのような病気を抱えていることで自分を卑下してしまい、また相手に対しても、自分のような者と付き合ってくれる人=レベルが低い、みたいなよくわからない論理で、健全な関係を築くことができず、結局別れてしまいました。それでも2年近く付き合ったのですが、自分が病気から立ち直ってくるほどに、「自分なんかと付き合ってくれてる素晴らしいお方」と美化していた相手のダメなところが見えてきて、レベルが低く見えてきてしまった感じでした。彼が若干ぱぷりこさんの言うところのメンヘラほいほい男っぽかったこともあるのですが、今だったらもう少しうまく付き合えたのかな、と思わなくもないし、でも今の健康な状態だったら彼のことを好きになっていないかもなとも思います。
何が言いたいかと言うと、病めるときベースで考えたほうがいい、というのはその通りだと思うのですが、自分が調子が悪いときって、判断力も落ちているし、自己評価も下がっているから、そういうときに見つけた相手って、自分が思っているほど良くなかったりすることが多いなっていうのが私の経験で、なので相談者様はあまりご無理をなさらず、ご自分の心身の調子を整えることを最優先していただきたいなと思うのです。そうやって元気になってきた頃に、自然といい相手に出会えたりするものだと思います。「自然と」っていうのは、自然発生的にという意味ではなくて、婚活とかは続けてていいと思うんですけど、なかなか出会えなくても焦らずこつこつ続けてるうちにいい出会いがあるんじゃないかなって意味です、あしからず。かくいう私もその彼と別れた後、マッチングアプリを駆使して15人の男性と面会(笑)を重ね、今の彼と出会いました。今の彼とは対等な関係が築けており、とても幸せです。
相談者様も、ぜひご無理をなさらずご自分のペースで頑張ってください。自分も同じように苦しんだ経験がある者として、勝手ながらシンパシーを感じて書き込ませていただきました。長々と失礼しました。
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