以下はチャンネル提供元は一切関係せず、コウノス個人の見解、意見であり、それらをこの場を借りての公表となります。 わたしは、例え同じ映像を観る場合に、ニコニコを通じて体験する方が面白くなるという優位性により、ニコニコ動画及び生放送の発展的な持続を信じている。 しかし、近年のニコニコ動画が参入障壁の高さ故に独占的な市場を確保したことで、うつつを抜かし、利用者の存在を忘れ、マーケット感覚を失い、自ら困窮する状態へと落ち込んでいくのをみた。 わたしは、ノイジーマイノリティの浴びせる罵倒と、市場原理によりコンテンツ及びコンテンツメーカーが流失していく様を、ただ眺める事しかできなかった。 しかし、未だ、日本の動画サービスとしてずば抜けた月額契約者数を誇り、他で補うのではない、単体で真っ当なビジネスとして健全性があり、勝算はあるとみている。 わたしは、既に多数の利用者がいる稼働中の大規模サービスでは仕方がない理由はあるにせよ、あまりに遅い運営の対応に焦れた。 そして今こそ、運営を批判することを自らの人気取りに利用する稚拙な扇動ではなく、建設的提案をする時だと信じた。 この場は、立場としてチャンネルであろうと、いちユーザーとして、微力ではあるが、日々コンテンツを投じる以外の行動も必要である、と信じた。 以下に、生放送プラットフォームとしての改善は任せるとし、現状の出血を削減する提案を述べる。 ニコ動有料会員、減少止まらず http://news.nicovideo.jp/watch/nw2917498 ニコニコニュースにすら罵倒の言葉が並ぶのは何ともアレな光景だが、236万人という会員数は動画サービスとして驚異的です。 例えばHuluは154万人 http://www.phileweb.com/news/d-av/201707/31/41770.html 同型サービスのNetflixは非公表であるが、後発であることを考えるとHuluと同程度、もしくはそれ以下ではないでしょうか。 対抗馬としてはAbemaTVが浮かぶが、アレは無料だから皆観てるのであって、月額980円に一体どれだけ課金するのかは、始まったばかりである事もあり、未知数と言えます。 ここに更に、動画サービスとしては認識されていないAmazonがNetflixと同等もしくはそれ以上に伸びていると推測されます。 それらの、この1年、界隈の動きを見ると、ニコニコ動画はアニメ視聴を主目的としていたプレアカだった会員を、Amazonプライムビデオ及びNetflixに、約10％奪われた、と見るのが妥当です。 この対策としては安易だが、以下の2点が考えられます。 ①　プレミアム会員はアニメ作品におけるタイムシフトの視聴期限を長くする。（2週間以上） ②　整理されたUIを用意する ①は動画販売は落ちるのでその埋め合わせとして、視聴数に応じた支払いなど、提供側との交渉になるであろうが、内容として容易に想像が付くので説明は避けます。 ②については　Amazonで言う所のコレ 例えば、プレミア動画という場を作成して、今、自分の権利で見れるものを見やすく整理して欲しいです。 現状だと、番組表をいちいち遡るか、ニコニコのブログページをブラウザのお気に入りにとか入れておくしかないんだけど、逆に皆はどうしてるんでしょうか。 夏アニメタイトル一覧 http://ch.nicovideo.jp/ch_anime/blomaga/ar1278508 チャンネル単位でフォローしておけばいいというのはあるかもしれないが、それはマニアックな使い方を使いこなす方法であり、 やはり一覧としての提示、それは、プレアカになればこれが今見れます、これが見れるならプレアカになるか、という動画サービスの当たり前の部分で劣勢なのを修正する必要があると考えます。 次に、この様な場を作っても、それら動画サービスには、何処にでも提供される様な多方面売りな既存コンテンツの質量では負けると思われます。 更にはドワンゴという会社、というよりもこれまでの書籍を読むに、川上氏がそれらと札束での殴り合いをする様な競争に参加するとは思えないです。 この点で、NetflixやAmazonが現在躍起になっているが、各社で独自性が必要になってくる中で、ニコニコ生放送には開設当初から、7年に及ぶ独自コンテンツが十分に蓄積をされているのを皆さんご存知ですか。 これは、ニコニコ生放送において、タイムシフトの視聴期限が無期限の公式生放送というのが多数存在し、プレアカであれば未だに多くが視聴可能であり、正にプレミアム会員の特権と言えます。 カルモア釣査団だと、2年前に公式で放送させて頂いた番組が健在しています。 【釣り】カルモア釣査団「オールナイトフィッシング」～夜の海を輝かせる集魚灯大作戦～ https://live.nicovideo.jp/embed/lv230994817 宣伝をさせて頂くと、長時間ですが見どころは随所に定期的にあり、ダラダラと見て頂けるかと思います。 ところで、なんですか、このアロハを着たデブ野郎は。 川上さんも含め、脂肪を減らすにはこの本を読むのです。 http://amzn.asia/aBp4ZE2 他にも私がたまたま保存してるのが、そういう系統が多いのですがトーク番組は多数あります。 岡田斗司夫×川上量生 初対談 http://live.nicovideo.jp/gate/lv129796769 【終戦の日特番】東浩紀×猪瀬直樹×津田大介「終戦・ゴジラ・天皇」 http://live.nicovideo.jp/gate/lv272082935 山本寛×宇野常寛対談「アニメ業界の未来は明るいですか？それとも...」 http://live.nicovideo.jp/gate/lv291189588 これら対談系は、日本のサービスである強みを最大限に活かした独自コンテンツだと思います。 一方で、私はこれら合計で100近いコンテンツをシステムでは保存できないので、ブラウザのお気に入りにフォルダー作って保存してるのですが、総数は少なく見ても千以上、もしかしたら万近い独自コンテンツが、ほぼ誰にも見られずにひっそりと眠っていると思われます。 そして③　無期限番組のタイムシフト予約は別枠にウォッチリストとした上で、最大100に拡大 これらをAmazonプライムビデオやNetflixのように、先ずカテゴライズし、次にユーザーに抱えてる独自資産を積極提案することで気がついてもらい、結果として見やすくする必要があるのではないでしょうか。 私はマクドナルドが困窮した時に、ノイジーマイノリティ達が罵声を浴びせたのを覚えています。 「マックはまずいから行ってない」「店が汚いから行かない」「マックに行くような奴は～」 マクドナルド・カサノバ社長独占インタビュー「あの会見とV字回復」　マクドナルドの復活 https://dot.asahi.com/aera/2017062600057.html 耳を傾けるべき相手は彼らではない、と証明してくれたのはマックのファンとしては嬉しい限りです。 また、無期限の公式動画が釣りジャンルにおいて不足しており、そのコンテンツを供給していくのであれば、カルモア釣査団としては、また全面的に協力をします。