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皆様からの質問・相談、ジャンジャンお待ちしております!
私は普段、職場でもプライベートでも和やかな雰囲気で人に接するようにしています。
また、そういう雰囲気の人たちと生活するのが好きです。
なので、恋人や家族、職場の人とも喧嘩をすることはありません。
しかし、世の中には自分に歯向かわない相手と見るや、いくらでも虐げてよいと勘違いする悲しい人間がいます。
私は処世術としてもいい人になることを選んでいるので、彼らに対しても接待しています。
ただ、どこかのタイミングでプツッと何かが切れてしまい、その相手のことはしばらくは無視して過ごしたのち、縁を切ります。
すでに父親と前職の上司とは縁を切ってしまいました。
しかし、嫌な相手というのは次々と出てくるもので、これでは今後1つのコミュニティに長く居座ることも難しいと思いますし、今はいいですが年を取って孤独になるだろうとも思います。
「こんなことでは素敵な大人になれないのでは…」と今後の人生を危惧しています。
「私の方にも問題があるかなあ」とも思います。
「あるいは年をとればなんとかなるかも」とも思います。
何かアドバイスをいただけるとありがたいです。
(さらわら さん / 28歳 男性 / 医療系プログラマ)
【うしじまの回答】
(今回はゲストの山下メロさんを交えての回答になります)
うしじま:
私もなるべく和やかな態度で他人に接するようにはしていますが、そんな中でも気を付けていることがあって。イラっとしたら、すぐにイラっとした態度を出すようにしています。
これをすると、いくらでも虐げてよいと勘違いするような人間がかなり減ります。
だけど、これは訓練しないとなかなかできないんです。私にも、ムカつくことを言われたのにその時はよくわからなくて、なんとなく違和感を感じたんだけどその場では何も言わなかったりした後で「やっぱアレおかしくない!?」って思うようなことがいっぱいあって。「よし、次に類似のことが起きた時にはちゃんとキレよう!」ということで訓練をした結果、今のようになったんです。
どういう練習かと言うと、「え? 今なんて言った? もう一回言ってもらっていい?」みたいなことを、平気ですぐに聞き返せるようにする訓練です。
「え? 今なんて言いました?」とか「ん? 聞き間違いかな…? もう一回いいですか?」とか。こういうことをパッと言えるようになると、だいたい相手もそこでハッと気づきます。「あれ? なんかヤバかったのかな今の」と。
私は、あんまり仲良くない人とかだと「はぁ?」とか言ったりしますが、ただ「はぁ?」とか言うのは、和やかな雰囲気を愛するような性格の人とは相反しすぎていて、とてもやりづらいと思うので。「今なんて言った?」ということをやんわりと聞き返すようにするといいと思います。
もしそこで、同じことを平気で2度繰り返してくるようなヤツだったら、それはかなりヤバいヤツです。だいたいの人はそこでハッとして「ゴメン」とか言ったりするので。そういうふうにしていくのがいいんじゃないかなと思います。
嫌な相手というのは次々と出てくるものなので、和やかな雰囲気は保ちつつちょっとイラっとした時にどう対応するかを決めることで、バランスが取れるようになって、付き合うのはしんどいなという気持ちが少しずつ減って行くのではないかなと、私的には思いました。
メロ:
いいですね。すばらしいですね。
うしじま:
ほんとですか?
うしじま:
メロさん的にはどうですか?
メロ:
これ、私も同じように引きずるタイプなんです。
いや、引きずるというか、「あ、あそこでこんなふうに言い返せばよかった」とか後で思った時に、あえて引きずるようにしていて。
うしじま:
あえて引きずる? 「根に持つ」ってことですか?
メロ:
根に持つというよりも、「どう言えばよかったのか?」ということを、自分の中で反芻して、「ああ、こういう時はこう言おう」ということを強く心に刻むんですよ。
切り替えれないんです。「切り替えちゃえばいい」って、切り替えが得意な人はそれでいいんですけど。私は切り替えれないので。その代わり「次に同じことが起きた時には、この失敗を活かそう」みたいな感じで。
やっぱり、猫ちゃんのしつけじゃないですけど、その場で言わないと意味がないというか。数日後とかになって「あの時、ああだったじゃん」とか言っても、関係性にとってはあんまりよくないじゃないですか。
うしじま:
そうなんですよ。そういうやつらは「じゃあ、なんでその時に言わないの? 私だってさあエスパーとかじゃないんだからさぁ、わかんないよ!」って怒ってきたりするじゃないですか。
素直に謝ってくれればいいのに。わかる(笑)
メロ:
そうなんですよね。
あとは、この方はコミュニティに長く居座ることについて危惧されていますけど。職場というのは結構難しいと思うんです。職場の人間関係は選べないので、ある程度は我慢が必要な場なのかもしれないですけど。
でも、それ以外のコミュニティにおいては、合わない方とは好きに距離を取るのが良いと思います。
もちろん、その場その場で言うことも大事ですけど、そういうことを言い続けなきゃいけないくらい自分とはノリとかソリが合わない方とは距離を置いて、そういうことのないコミュニティを探せばいいと思いますね。
コミュニティはたくさんありますし、自分から作ることもできますし。何十年か前に比べれば…
うしじま:
超探し易くなってますよね!
メロ:
はい。インターネットもあるので。
昔だったら『じゃマール』とか…
うしじま:
そう! じゃマール!
今、まさにじゃマールって言おうとしてて(笑)
うしじま:
今だったらジモティじゃないですか?
メロ:
ジモティ、そうですね。
うしじま:
ジモティで、家にあるゴミを「無料で引き渡します」って言って、人を呼びつけて、そのゴミを渡すついでに「お茶でもしませんか?」つって。
メロ:
あるんですか? そんなこと。
うしじま:
あるらしいんですよ。
取りに来た人に「お茶でもどうですか? ちょっとこの近所で。せっかく来てもらったんだし」つって、そういう交流をしてるヤツがいるらしいですよ。
まあ、じゃマールと一緒ですね。
メロ:
じゃマールは色々と自分の情報を出さなきゃいけなかったので。まあ、じゃマールはそれまでの読者投稿コーナーよりは安全性に配慮されてたんですけど。
じゃマールまでの時代は、みんな自分の住所と電話番号を雑誌に載せないといけない時代で。芸能人の住所とかも普通に流通してるような時代だったので。今では時代が進んで、個人情報保護法案以降は大丈夫なんですけど。
なので、ネットで近い趣味の人を見つけたり、ジモティなんかを使って近いエリアの人とのコミュニティを作ったりもできるようになってますよね。
うしじま:
そう。リアル派の人はジモティけっこう良いんじゃないかと思ってて。
…なんだけど、私はジモティをまだちゃんと使ったことはないんですけど。「他人からもらうくらいなら買った方が早いかな」とか思ってて(笑)
なんか嫌なんですよね、面倒くさくて。
メロ:
僕は使ったことありますけど、面倒はありますね。
メロ:
あと、僕のオススメはmixiですね。
うしじま:
mixi? 今!?
メロ:
はい。mixiのコミュニティがすごい、みたいな話をしちゃいますけど。
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