【奥田隆一郎の重賞の見解:日本ダービー編】

編集者(以下、編) 先週の日曜はオークスで印を打った馬が1~3着となって3連複が的中しました。そして今週は日本ダービーです。さっそく見解をお聞きしたいと思います。まずはレース傾向からお願いします。

奥田隆一郎(以下、奥) 近5年の日本ダービー1~3着馬を確認すると、全15頭中12頭が皐月賞からのローテ、ダービーで馬券になった馬の80%が皐月賞組となる。そして該当12頭中10頭が皐月賞1~3着馬となるため、皐月賞の結果は直結している。皐月賞組を中心視して、その中から着順の入れ替わりはあるため、東京芝コースに替わって上積みがある馬を選んでいきたい。

編 わかりました。では、それを踏まえて現時点の注目馬を教えて下さい。

奥 日本ダービーにて皐月賞2着馬が近5年中4回も馬券圏内に好走しており、今年の皐月賞を連対したコスモキュランダを推奨する。

編 コスモキュランダは皐月賞2着馬ですね。

奥 コスモキュランダはディープ記念で重賞を制した後、皐月賞を7人気2着に激走。昨年のダービー勝ち馬がディープ記念1着→皐月賞2着からの出走、同様の戦績となるコスモキュランダに注目する。

編 距離を不安視する声もあるようですが、問題なしということですね。

奥 この時期の3歳馬は皐月賞を好走すれば距離延長に対応可能、その理由として多くの出走馬が初距離となるため、レベルの高い皐月賞を激走する能力があれば距離をこなせる可能性が高い。皐月賞1着馬に比べて人気薄となり、配当妙味から推奨する。

編 わかりました。次に2頭目の推奨馬を教えてください。

奥 アーバンシックを推奨する。2歳時に百日草特別を勝ち、東京芝コースを勝利した実績がある。

編 アーバンシックは、皐月賞4着馬です。

奥 重賞の京成杯はスタートで後手を踏んだが上がり1位の差し脚で2着に好走、G1レースの皐月賞でも上がり最速の末脚で3角13番手から4着まで差してきた。

編 たしかに末脚は目立っていました。

奥 皐月賞で二桁の位置取りから掲示板に載ったのは同馬だけなので、前走の中山内回りコースから直線の長い東京芝コースに替わることがプラス材料となるよ。

編 東京替わりで前進を期待できる馬ですね。

奥 近5年のダービーで前走の馬券圏外から巻き返したのは皐月賞組だけであり、鋭い差し脚のアーバンシックに激走を警戒する。

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(用語解説)直結コースとは…今回のコースと同じような適性が求められるコースのこと。直結コースの好走実績がある馬は、今回のコースに対して適性が高いと判断できる。「直結式馬券術」は、コース適性の高い穴馬を推奨して高配当を狙う馬券術です。