今回は「スイトピー」のフラワーアレンジメントを制作するための
テクニックを紹介していきます。
スイトピーをアレンジする時に重要なのがその手順と花のカットの仕方です
その2点を押さえてしまえば誰でも簡単にアレンジを制作することが出来ます
では、まず花のカットの方法です
こちらが「スイトピー」のお花です
花と花の間が空いているのが分かりますね!!
こちらを下の写真のようにカットします
次に手順です
花のカットが出来たら実際に花をフォームに挿すのですが
その際にフォームを予めグリーンで※ファンデーションワーク
しておきます。
こちらは後からファンデーションワークすると花を手で傷つけて
しまう恐れがあるためです。
※フォームをある程度グリーンで覆うこと
次にカットした「スイトピー」をこのフォームに挿します
このように短いものから挿していくと傷をつけずに
花を挿すことが出来ます、しかしアウトラインの構成
(フラワーアレンジメントの全体像)がしにくい場合は
長いものから挿しても構いません
次に長い「スイトピー」を挿します
こちらでそのフラワーアレンジメントの全体像
アウトライン構成が出来上がります
「スイトピー」だけでアレンジするのであれば
この状態でスイトピーを増やしていけばOKです
ここでは他の花材も使用するので2段階に分けて紹介します
まずは「カーネーション」を入れます
次に「トルコキキョウ」を入れて完成です
このように「スイトピー」のアレンジメントを可愛らしくする秘訣は
そのカットの方法と手順にあります
花をいかに効率よく挿し、またその際に傷めないことが重要なのです
「スイトピー」はデリケートなお花なので気をつけて作業をしましょう。
デザイン的には個性の強いお花ではないので雰囲気を楽しむ感じで
あまり形にこだわる必要はありません
柔らかく優しい春の雰囲気のアレンジメントに仕上げて下さい!!
テクニック Nフラワーデザインスクール
花材提供 ㈱大和生花店
コメント
コメントを書くアウトラインを取ること以上にお花をいためないように生けることが、優先ですよね。
すごく大切なことを再確認しました。 ありがとうございました。 宮原
そうですね、アレンジメントがどんなに上手く出来上がっても、肝心なお花が痛んでいては意味が無くなってしまいます。両立できる事が重要なのです!!