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【読んでほしい】作曲者に聞く「NEET GENERATION」誕生秘話
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【読んでほしい】作曲者に聞く「NEET GENERATION」誕生秘話

2014-04-18 20:14

    ニコニコ超パーティーⅢでニートルズが歌う課題曲 
    「NEET GENERATION」

    Gun-SEKIとAOiRO_Manbow(hapi⇒)のユニット「Saka-ROW組」によるニートの生活とその終わりを描く歌である。 

    ~ニコニコ大百科(仮)より~

     

    この曲は、どのように生まれたのか。

    その作曲者であるGun-SEKIとhapi⇒さんにうかがいました。

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    <hapi⇒さん>

    元々このユニット、日常のいわゆる「あるある」系を取り組んで歌う(もしくは叫ぶ)ユニットで

    どういった曲を作るかに関してはその場のノリと勢いで決めます。

    ちょっとした話がきっかけで曲を作るというのを恐らく10年ぐらい続けてきました。

    恐らくですが、ここ最近のsilcostonesでまともに話し合ったのは超パーティIIの出演時ぐらいでしょうか。

     

    そういった事もあり記憶もおぼろげで話を頂いた際には

    「…なんで作ったんだっけ?」という話が出る程度には覚えていなかったようです。

    そもそも「どうやってユニットを組んだのか」すらまともに覚えていなくて

    いつの間にかユニットを組んで、いつの間にかこんな歌を作って、いつの間にか大盛り上がりして今に至っている状況です。

     

    「NEET GENERATION」に関しては、

    元々この楽曲の前身に値する「人生オワタソング」(sm1255925)というのが存在しており、

    こちらの歌詞に関しては自分の経験談を元に制作しました。

    ええとまあ今だからこそ言ってしまうんですが、

    Gun-SEKI氏にはニートの経験がありませんが、私(hapi⇒)は元ニートでした。

     

    学生時代に自分が就活をしていた頃は、

    就職活動氷河期という最悪のタイミングで新卒枠に恵まれず、

    そのまま卒業してしまったがために更に就活が厳しい状態へと放り込まれました。

     

    新卒ではなくなるとどう変わるかについては皆様ご周知の通りだと思われます。

    派遣業とかその辺りで一時期は凌いでましたが長続きはせず、

    いつしか仕事への意欲が途絶えた時期がありました。

     

    この辺りの自分はまず昼夜逆転が激しくなり、酷いときは朝7時に寝て昼の2時に起きるという生活を繰り返し、

    お金も無いので外に出ることもなく家に引きこもり、曜日感覚を完全に失ってただひたすら時間だけが過ぎていきました。

    何かしたいという事も無く、やる気もなくただひたすらPCの前に座っていただけの生活で、

    やる事は基本ゲームだったりPCで完結できるような事、外へ出るにしても古本屋で適当に立ち読みしていた程度でした。

     

    こういう生活をしていると、どちらかと言えば自分よりも周りの環境や視線がキツく、

    「このままでいいのか」というネガティブ思考に負けて軽い鬱状態に陥ったこともありました。

    ネガティブ思考に陥った時はホント酷かったです。

    口癖が「死にたい」になったりとか「死んだら楽になれる」とかそういう思考から抜け出せなくなります。

    今もそんな事言ってる気がしますが。

     

    色々とありましたが今はなんとか職を見つけてなんとか働いてはいます。

    そういう意味にとって「NEET GENERATION」とは自分達にとってのいわば反面教師的な形でできたようなものです。

    仕事を辞めて働かないという「毎日が日曜日」の生活は、生きることをやめかねない無間地獄への第一歩。

    そんな事を心の底で思いながら今を必死に生きています。人生そういうもんだと思ってます。

     

    ここまで書いておいてアレなんですが、曲を作るきっかけが

    「Gun-SEKI氏がTwitterのタロットカードで『金貨の5』の正位置(失業、貧乏、孤立、さまよう、金銭や友人に恵まれない)を引っかけたから」で、曲がほぼ突貫工事でありボーカルも一発撮りという短期間で作った楽曲で、

    どうしようもない理由や経緯だったので肉付けするのに必死でした。

    でも経験談は本当です。

     

    リリース後の反響は実は投稿直後は結構微妙で、いわゆる「もっと評価されるべき」タグが付くような程度には周知されていなかったんですが、ニコニコ大百科の右側に掲載されたのがきっかけで、爆発的に伸びて一気に有名になった事を覚えています。

    そして2013年には超パーティに出演し、2014年には今回の企画に選ばれたりまさかのカラオケ入りを果たすなどと色々とありましたが、
    元々このユニットは「気が向いたら曲を作る」という感じで1年に1曲出れば良い方な感じでゆるーく活動しているので
    自分の身の回りでは特に何も変わっていません。

    むしろ何か変わる事を期待したんですが変わった様子もありません。

    自分達の名前を出して「あっ、ニートのうたの人だ!」と呼ばれればまだ良い方なんじゃないでしょうか。

     

    最後に今回の課題選出について、唐突に話が決まって色々と驚きを隠せなかったんですが、

    選んでいただき光栄ですとと共に本企画の主催であるan様には「なぜこの曲を選んだのか」について小一時間問い詰めたい所ではございます。

    いやホントなんでこの曲を選んだ!?

     

    ニコ生でひっそりと様子見てたりして色々と大変そうですが、

    昨年あんな数千人もいる中で着ぐるみ着て踊ったり歌ったりした自分達でもなんとかなったので

    ニートルズの皆様は是非とも頑張っていただければと思います。

     

    それではいい加減にこの辺で。 …Gun-SEKIに勝った?

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    < Gun-SEKIさん>

    この時点でまだ何もコメント考えてなかったなんて言えない(←

     

    …えーと大体必要なことはhapi⇒が答えてくれたので自分からは補足的に。

     

    制作が決定しての流れですが、まずは自分が適当にメロディーとコードを打ち込んだデータ(所要時間1時間)を作りました。

    そのデータをhapi⇒に渡して、かっこよく仕上げてもらっている間に、歌詞を作成。

    編曲されたデータを貰って録音し、そのデータをhapi⇒に渡して完成させてもらう、という流れです。

    …このユニットはいつもこんな感じの流れで曲を作ってます、はい。

     

    歌詞は主に2chのスレやまとめサイトで掲載されている情報を参考にして書こう!ってところまではすぐに思いついたのですが、なかなか言葉が出てこなくて詰まってました。

    そんなある日の仕事帰りにバス停でバスを待ってるときにふと浮かんできたのが最初のサビのフレーズです。(やる気でない!→何もしない!→…のところ)これが思いついた瞬間にサクサクと歌詞が出来てしまいました…このユニットの歌詞作ってるときはいつもこんな感じd(ry

     

    リリース後の反響はhapi⇒の書いたとおりでしたが、

    ニコニコで再生が伸び始めてからはCD収録や超パーティー出演の話が飛び込んでくるなど、なかなかの非日常感でしたw

     

    今回の課題選出については、最初に超パーティーの担当の方からお話を頂いた時に「本気か!?」とびっくりしました…。

    いや…超パーティ2で出演中にニコ生でanの広告が出てたってのは知ってましたが…こんなことになるとは…。

     

    ニートルズの皆さんも気合十分なようなので、後は悔いを残さないように全力でやりきって欲しいと思います!

    そしてこの記事を見ている皆さん、是非ともニートルズを応援してあげて下さい!

    是非当日会場で!ニコ生で!皆さんの声援がニートルズを変えます!!

     

    以上、Gun-SEKIでした!

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    1週間後は、ニコニコ超パーティーⅢ本番!!

    ニートルズは、想いの詰まった曲をどのように歌い上げるのか!?

     

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