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「俺は『女の本性』と『謎解き』に心底、恐怖を感じたのだ」の巻

オレは女という生物を信用しない。
なぜなら、女は平気でウソをつくからだ。
男はウソをついても、平気ではない。
ウジウジと心の底で悩み呻吟する。
つまり、男は女より「倫理的」な生き物なのである。

前回のこのコラムの原稿の「前書きが長すぎる」と、編集部から激しい叱責の「注」をいただいたので、今回はもう、本題に入っちゃう。
それも、前回のサスペンス劇場の「謎解き」から入っちゃう。
ぐぐっと「中出し」しちゃおう。
≪編集部注:短ければいいってものでもないと思われ。≫

まず、謎解きのまえに、前回のサワリ、何が「謎」だったかを簡単に説明しとく。

オレが高校2年のときに、中学時代に大恋愛した久美ちゃんから絶縁状が届く。
そこには、彼女が知りえないと思われる文が書かれていた。

オレが久美ちゃんには内緒で、久美ちゃんと付き合う前にコクった真知子はんと会っていたことが書かれていたのだ。
久美ちゃんと真知子はんとには、全く直接的な繋がりがないのにだ。

その謎が解明されたのは20年後。オレが36歳のころだった。