●LGエレクトロニクス(関連サイト)
実売価格 2万1000円前後(価格は新規一括で“月々サポート”を適用し、2年間使用した場合の実質負担金)
『iPhone4S』&『GALAXY SIII SC-06D』と比較
↑書籍の比率に近い4対3の液晶。5インチという画面の大きさに加えて無駄な余白が少なく、電子書籍を一般的なスマホと比べより大きく表示できる。
表示画面に手書きしてメールで送信
↑端末上部のボタンを押すと、画面に手書きメモを書き込める。画像データとしてそのまま送信も可能。
防水機能はIPX5/7
↑防水ながら、マイクロUSBはスライドカバー、ヘッドホン端子は奥が止水構造でキャップレス。
5インチの大画面モデルながら従来機と同程度の駆動時間を実現
↑L-06Dはバックライト最大だと極端に明るいため不利なテストだが、バッテリー容量2000mAにも関わらずCPUの省電力化もあり通常のスマホ並みに動作した。
専用ペンで手書きメモを添えてすぐ送信
Xiに対応した機能全部入りの5インチ機
屋外でも視認性が高い4対3の5インチ液晶
4対3という書籍に近い比率の5インチIPS液晶を搭載したスマートフォン。タッチペン入力にも対応。海外モデルがベースだが、おサイフやワンセグ、赤外線通信といった日本向け機能をすべて搭載している。
スマホとしては横幅がやや広く重めだが、片手で握りやすく、重量バランスの良さからむしろ軽く感じられた。スーツの胸ポケットやハンドバッグに入れて快適に携帯できる重さだ。ディスプレーは視野角が広く、自然な色合い。明るいバックライトにより、夏の晴天屋外でも表示内容をハッキリと視認できた。
1.5GHzのデュアルコアCPUとAndroid4.0を搭載し、メニュー画面やペン入力はスムーズに動作する。4対3の比率は電子書籍や地図のほか、オフィス文書やPC向けのサイトを余白なしに大きく表示でき、文字も読みやすい。一般的なスマホと比べ、画面に多くのアイコンやウィジェットを表示できるのも便利だ。
スマホ上の膨大な情報を手書きで素早く共有
手書きで特徴的な機能が、端末上部の“ワンタッチメモボタン”。ボタンを押すと表示中の画面にメモを手書きでき、その状態のまま画像データとして保存し、伝えたい相手へメールなどですぐに送信できる。ペン先や色も細かく変更でき、ビジネス文書の指示や目的地を書いた地図の送信、イラスト付き写真など自由に活用可能だ。
付属の専用ペンは握りやすいうえ、先端が細く書きごこちも良好。ペン先の細かい動きにもスムーズに追従し、思ったとおりの文字や図形を描きやすい。手書きの文字入力アプリ『mazec』は乱雑に書いた文字も高い精度で認識し、予測変換を併用してすばやく文字入力できる。
専用ペンを本体に収納できない点は気になるが、スマホで扱えるさまざまな情報をペンで直感的に編集し素早く活用できるのが魅力的。PC版Chromeとの同期を設定すれば、さらに快適に利用できる。メールやSNS、PCとの連携を重視する人にはイチオシの端末だ。
SPEC
OS Android4.0
CPU APQ8060(1.5GHz、デュアルコア)
メモリー 1GB
ストレージ 内蔵32GB(マイクロSD非対応)
カメラ 有効800万画素(インカメラ 130万画素)
ディスプレー 5インチ(768×1024ドット)
通信機能 LTE、3G、802.11a/b/g/n、Bluetooth3.0 + HS
バッテリー 2000mAh
サイズ/重量 90(W)×140(D)×9.5(H)mm/約176g
※バッテリーベンチテストの詳細 最大輝度の状態でモバイルデータ通信を使いUstreamアプリでライブ動画を視聴した。