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  • 「1000年後に受け継ぎたい運動会」

     秋晴れの青空の下、中学校のグラウンドで「健民運動会」が開催された。この海辺の町では夏祭りと同じくらい大切に受け継がれてきた行事のひとつだ。今年で 62 回目になる。もともとは市民の健康増進のために始まったものだが、今では地域コミュニティの絆を深める場になっている。  

    3時間前

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  • 「長生きしてね」

     結婚記念日に娘が絵をプレゼントしてくれた。  

    2日前

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  • 「人って奴は」

     人間ドッグ前夜になって急に自分の健康に不安を感じ始めるのは誰にでもよくあることなのだろうか。自覚症状があるわけではないし、再検査でもなれば、経過観察のための検査でもないが、大腸内視鏡のための食事制限を始めた日から少しずつ「最悪の事態」という暗雲が脳裏を支配していった。  

    5日前

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  • 「働いた後のおむすびはおいしい」

     地元の田んぼの稲刈りに娘が参加した。生物多様性を回復させるために複田された田んぼだ。そして、近くに建設された最終処分場による環境モニタリングの役目も兼ねた田んぼでもある。  

    2026-10-07

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  • 「知らぬが仏」

    物事の本質にばかりに目が行く性分のせいで、表層を素直に楽しむことができない。ついつい口にして周囲に水を差すことこそ自重できるようになったけれど、損しているな、と思う。年のせいかな、とも思ったが、子どもの頃からずっとそうだった。  

    2026-10-05

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  • 「太陽は燃えているのか」

     今日も雨だ。よしんば降っていなくても空も海も灰色の曇天。おまけに肋骨が折れているので走ることもできない。周囲から土砂災害の報告や畑の表土が流されて冬野菜の植え付けができないなどの悲鳴ばかりが聞こえてくるも、体を動かすことができないのだ。  

    2026-10-02

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  • 「働かざる者、喰うべからずじゃなくなる未来」

     昭和生まれの私は「働かざる者、喰うべからず」と言われて育った。「大人になったら何になる?」とか「将来の夢」という言葉も、結局のところ、何を仕事にして、どうやって食い扶持を稼ぐのかという問いとほとんど同義だった。  

    2026-09-30

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  • 「なんとかしてと言っていたのに」

     近隣で起きた土砂崩れによる死亡事故が、この 2 年間、行政に崖の崩壊対策を訴えていた土地で起きていたことを、報道で知った。  

    2026-09-28

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  • 「あのとき、現場で何が起きていたのか」

     三浦半島の成り立ちについて聞いたのは、先週のことだった。 約 2000 万〜 1500 万年前の中新世。太平洋プレートの上に堆積した泥や砂が、プレートの移動によって日本列島の下へ押し込まれ、積み重なってできた「付加体」と呼ばれる土地。それが三浦半島だという。 土質が柔らかく、侵食されやすい。だからエベレストのような高い山にはならなかった。三浦半島の最高峰、大楠山で標高 242 メートル。 房総半島とともに、もともと土砂災害の起きやすい土地だった。  

    2026-09-25

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  • 「Magicicada septendecim(マジキカダ・セプテンデキム)」

      20 年間、 37 歳のぼくは人生に悩んでいた。  

    2026-09-23

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