「伏線」
歴史を少しずつ勉強し直している。ウクライナ侵攻が始まった後くらいからだ。 2023 年から歴史を振り返っていくと 1985 年に歴史を学んでいたときには見過ごしていた「伏線」があることに気づく。
たとえば北朝鮮。今や核保有国となり、日本やアメリカを射程距離とするミサイルの開発が脅威となっているが、歴史を辿れば北朝鮮のウラン鉱山を開発したのは朝鮮半島を支配していた時代の旧日本軍だったりする。そもそも北朝鮮からウランを掘り出して核兵器にしようと企んでいたのはぼくらの先祖なのである。先祖が北朝鮮でウランを採掘するという伏線がなければ今ぼくらが北朝鮮の核攻撃に怯える必要もなかったワケで。因果応報という言葉は好きではないけれど恨むべきは自国の先祖なのではないかと思ってしまう。
日本の占領が終わった後、北朝鮮は旧日本軍が採掘していたウランを核兵器を開発しようとしていたソ連に献上。代わりに韓国と戦争する為の武力支援を得て朝鮮戦争に踏み切っていく。ロシアの核兵器もまた旧日本軍が北朝鮮で採掘したウランが原料となっている。さらにソ連が核を持たなければならないと焦ったのはアメリカが日本に落と...