『LOOX U』はキーボードが小さすぎるとか、文字が細かすぎて読めないだとかいわれることもありますが、それは愛が足りないだけ。慣れてしまえば、意外となんとかなるもんです。そんな愛のある1ユーザーでも耐えられなかったのが、ビスタの遅さです。「PCが非力なんじゃない、OSが悪いんだ」と自分に言い聞かせ、SSDへの換装とXPへの入れ替えを実行。これにより、驚くほど快適な環境を手に入れました。
しかし、不幸は突然やってきます。1年ほどでSSDが壊れ、すべての環境を失いました。元のHDDへ戻して復旧してみたものの、そこにあるのは重たいビスタ。もうすでにXPにする気力もなく、その後は実験機としてUbuntuやAndroidを入れたりして遊ぶ程度で、ほとんどは押し入れの住人になってしまったのです。
そんななか、急にウィンドウズ7機の頭数が必要となったため、久々に引っ張り出してインストールしたのが少し前のこと。まったく期待していなかったのですが、これが、意外と快適に動くんですわ。「これなら8も動くのでは?」と妙な期待をかけて入れてみたわけです!
入れるだけで動くも解像度があってない
インストールそのものは問題なく終了し、起動も成功。無線LANだってタッチパネルだって使えるし、動作も7並みに軽いしで、かなり快適です。しかし、解像度が1024×768ドットで、これ以上に設定できません。これは8に限らずよくあることで、あわてず騒がず、グラフィックドライバーのインストールをしましょう。とはいえLOOX Uの8用ドライバーなんてあるわけないですから、古いドライバーで代用です。ビスタのドライバーを富士通のサイトから入手してインストールすると、あっさりと1280×800ドットで映りました。めでたしめでた……なんじゃこりゃぁああ!?
スタート画面が崩れてる! しかも数分でフリーズ。なんとかドライバーをアンインストールして元に戻せましたが、いやー、焦った焦った。結局、インテルにある7用ドライバーでスタート画面もキレイに表示されるようになりました。
これで最低限の環境は整いましたが、まだサウンドは鳴らないし、液晶の回転ボタンも動きません。このあたりの機能については、10月30日売りのテスレポをお読みください。
ということで、この記事は本日(10月23日)発売の週刊アスキーにも掲載されてます。3号連続でLOOX UにWindows8を入れたらどうなるか検証してますので、興味のあるかたはぜひご購読を。
それから、週刊アスキーのテスレポでは、ほかにも編集者やタレントさんがやっております。ラインアップを紹介しますと……。
という感じです。興味のあるかたはぜひ本日発売の週刊アスキーを手に取ってね。
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