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国立天文台による火星接近の解説 7月31日に火星が地球に接近することはご存知でしょうか。火星の直径は地球の半分ほどで、地球から遠い位置にあるときには、望遠鏡を使っても表面の様子をなかなか観察できないといいます。
7月31日は、2年2ヵ月ぶりの火星を観察するチャンス。さらに、国立天文台(NAOJ)の発表によると、今回の火星接近は距離が5759万キロメートルまで近づく「大接近」に相当するとのことです。この6000万キロメートルよりも近い距離での接近となるのは、15年ぶりだそうです。
また、8月13日にはペルセウス座流星群が極大になります。多くの流星を見られるのは、12日の夜を中心にした3夜ほど。最も多いときで、空の暗い場所では1時間に40個程度の流星を見られるかもしれません。
そのほか、8月上旬はパンスターズ彗星が6等前後まで明るくなることや、8月7日はうさぎ座R星クリムゾンスターが極大になるなど、これから絶好の天体観測シーズンを迎えます。
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