北米の鳥の絶滅が加速。これは人類の危機でもある。かつてはごく普通に見られた鳥たちの鳴き声が、より深刻な生物多様性の危機を告げている、と研究者たちは述べる(WP)
年を追うごとに、春のさえずりは静かになっている。低木や草むらで鳴くウタスズメの数は減り、ホオジロの高音のさえずりもかすかになっている。アメリカガラスの騒々しい鳴き声さえも、ますます少なくなり、その間隔も長くなっている。 北米大陸の隅々から数十年にわたって収集された観察結果は、北米の多くの鳥が急速に減少 している状態にあることを示している、とサイエンス誌に掲載された新たな研究は述べている。研究者たちは、彼らの鳴き声が消えつつあることは、はるかに 深刻な生物多様性の危機を告げている、と述べている。 この危機は、愛されている種だけでなく、 彼らと共存する人間をも脅かす。 「個体数の減少だけでも十分に深刻な状況です」と、オハイオ州立大学の生態学者で共著者の・ジャルジナ氏は述べている。「その減少が年々深刻化していくと、最終的には個体数がゼロになってしまうため、さらに深刻な事態となります。」 ジャルジナ氏による