しかしアプリを終了しても、OS上の見えない部分でプロセスが動いている場合がある。こんなときにメモリーを解放する便利なOS管理アプリはAndroidには多いが、iPhone向けは少ない。そこでオススメなのが『SYS Activity Manager』だ。
こいつはメモリーの使用状況から、OS上のプロセス、ディスク容量の使用割合やバッテリー管理、ネットワーク通信速度チェックまで、OSの全パフォーマンスをチェックできる優れもの。もちろん、メモリーの解放もワンタップで可能。OSの仕様からか、起動中の他アプリを終了させることはできないが、通常のアプリ終了操作を行なってからメモリーを解放させればオーケーだ。さらに、バッテリー管理の項目では、バッテリー残量が少ない状態からの“トリクル充電”(弱い電流での充電)でバッテリーメンテナンスもできてしまうのである。
無料版もあるが、広告表示やメモリー解放不可など、機能制限がかなりある。有料といってもたった85円。iPhoneユーザーは購入必須だろう。
■今週のガジェット■
『SYS Activity Manager』
iPhoneの空きメモリーを最大化して、動作を高速化するアプリ。メモリー管理のほか、充電完了時にアラームを鳴らして、よぶんな充電を防止できる。
対応はiOS5以上で、iPadでも使用可。iPhone5用にも最適化されている。
『SYS Activity Manager』
価格:85円
バージョン:4.0
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
© Appsware
■今週の近況■
PC遠隔操作犯罪予告事件、警察庁が誤認逮捕を認めたようだ。てか、IPアドレスの偽装とか、10年以上前からありふれた手法として存在するのに、IPアドレスがまるで指紋と同じような重要証拠として使われていることに驚く。馬鹿か。司法は、まずITリテラシーの向上をすべき。
※この連載は週刊アスキー2012年12月4日号(11月19日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』