が、今回紹介する衛星電話端末『201TH』は、重さ約193グラムとかなりコンパクト。防塵・防滴対応で、静止時なら連続待受時間が約80時間で、通話も約6時間連続とバッテリー関連はまずまず
SMSやメールはできるが、データ通信は端末自体では不可でUSB接続なら可能らしい。が、通信速度は下り60Kbps/上り15Kbpsと遅いし、パケット定額制もない。まぁ、容量も限られているわけで、利用者が増えても対応できないだろうけど。
日本国内の人口カバー率は100%。海外でも、北南米以外はほぼカバーしているのは衛星携帯電話の便利なところ! ロケット開発で辺境の地に行ったりしても大丈夫だ。ただし、電波天文観測所の天体観測などに影響を与える可能性があり、国内でも群馬県や栃木県などの“利用制限エリア”となっている一部地域では、平常時の利用が原則禁止されているとか。
基本料金は月額4900円。通話料は高いが、海外ローミング料金を考えれば割高感はない。対応地域の海外へよく行くなら、検討してみるのもいいかも。
■今週のガジェット■
『201TH』
災害時や通信インフラのない国や地域でも利用できる、衛星電話の端末。アラブ首長国連邦のスラヤテレコミュニケーションの衛星通信システムを使用する。サイズは国内最小で53(W)×26.5(D)×128(H)mm。
月額料金は4900円〜(2年継続の『衛星電話バリュープラン』)。音声通話160円/分、SMSは70円/通、データ通信は2円/KB。
↑日本国内と世界のカバー地域のイメージ図。北南米などの一部地域では使用不可。
発売 ソフトバンク(関連サイト)
実売価格 実質0円
■今週の近況■
文化庁が電子出版権のため、著作権法改正を検討し始めた。既得権益保護の動きってほんとに早いよなぁ……。電子出版権が創設されたって、中間搾取する人たちだけが得すると思うんだけど。事実、作家のエージェント会社は、すでに電子出版権は出版社には渡さず管理するって方針が普通になりつつあるしね。
※この連載は週刊アスキー2013年4月30日号(2013年4月16日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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