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『カオスだもんね!』マッサージチェア界のパイオニアがつくった約50万円の高級マッサージ機を体験!!
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『カオスだもんね!』マッサージチェア界のパイオニアがつくった約50万円の高級マッサージ機を体験!!

2013-08-27 09:00
    今回は世界ではじめてマッサージチェアを開発したフジ医療器さんを取材。向かった先は、東京/田町にあるフジ医療器東京ショールーム。 20130826saku 20130826saku


    ショールームには最新機種をはじめとする、フジ医療器のマッサージチェアがずらり。

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    そこへ現れたのは、フジ医療機器の“マッサージチェアソムリエ”こと中井唯仁さん。

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    マッサージチェアソムリエというのは、マッサージチェアの魅力、使い方などを利用者に優しく伝えていく職業とのこと。

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    ということで、今回はそんな中井さんにお話しを伺っていきます。

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    来年で60周年を迎えるというフジ医療器の創業は、戦後間もない1954年。創業者の藤本伸夫氏が戦後復興の肉体労働で疲れた人々を癒そうと、マッサージチェアを考案したのがそのはじまり。

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    当時はまだまだ物が不足していた時期、そこで藤本氏は、廃材の山から使えそうなものを集めてきて、第一号の木製あんま椅子を作り上げたのだそうです。

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    使われた材料の内訳は、もみ玉には野球の軟球、駆動チェーンは自転車から、位置を調節するハンドルはスバル360のハンドルを使用し、手作り感丸出しだったようです。

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    ただ、藤本社長の偉かったところは、それを元にこのあんま椅子を量産体制に乗せたところで、ここからフジ医療器のマッサージチェア歴史が始まったのだそうです。

    その後、1965年に『フジマッサージ機A-1』を発売。その写真を見たアカザーさんが「コレ、ガキの頃に銭湯でよくみたやつじゃね?」とコメント。

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    「当時のサラリーマン月給が1万円ほどの時代に、このマッサージチェアは7~8万円ほどしました。これは4つのもみ玉が肩と腰を同時にマッサージするタイプです。銭湯では3分10円で利用できました」と中井さん。

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    言われてみると、シャクライも近所の銭湯で見たことがあるような気がします。

    時代は進み、1970年。初の家庭用マッサージチェア『かあさん FB-302』が登場。これははじめて“たたき”と“もみ”というふたつの機能をアームの付替えで実現したモデル。また、アームを取り外せば応接椅子にもなるという家庭向けのデザインだったそうです。

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    その後、1979~80年代は『Dr.ローラー FP-401』のような、もみ玉がローリングしながら背骨の両側をマッサージするローラー式が主流に。1995年には世界初のエアーバッグによるももとふくらはぎのマッサージが可能な、エアーマッサージチェア『ロイヤルチェア MC133』が登場。

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    そして2001年には、現在大人気ハイエンドモデル『サイバーリラックス』シリーズが登場。一人一人の背筋のラインを感知し、最適なマッサージをしてくれるモデルで、これにより人がマッサージチェアに合わす時代から、機械が人に合わせてマッサージする時代が到来したんだそうです。

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    ここであらためて“肩こり”とは何か? を中井さんに伺ったところ「肩こりは血行不良から起こる痛みです」との回答。

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    現代人の生活では切っても切れないPC作業の際には、首・肩・背中が緊張状態にあるらしくそれらの疲れ→こり→痛みといった順番で症状が悪化していくようです。ちなみにスマホの場合は、操作する姿勢が首筋に負担をかけやすいとのこと。

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    ちなみにアカザーさんは忙しくなると肩甲骨の奥が痛むそうなんですが、この症状はかなり末期的でヤバめなのだとか。その話を聞いてミズグチさんも……。

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    まずはミズグチさんが“詰まった感じ”をほぐしてもらうべく、昨年発売されたハイエンドモデル『サイバーリラックス AS-830』を体験。最初は“自動コース”を15分やって血行を促進します。

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    中井さん曰く「こって固くなった患部は、まずは軽くもみほぐすことが必要なんです。でないともみ玉が奥に入っていかないんですよ」とのこと。

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    AS-830を体験したミズグチさんの感想は「なんか3人、マッサージ氏がいるなぁ。この脚のマッサージが気持ちいいすねぇ。あ、なんか一人張り切りすぎの荒ぶるマッサージ師がいるよ」といった感じで、三つの部位をそれぞれのマッサージ師さんがもんでくれてる、感じみたいです。

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    そしてその横で「うはぁ、コレは寝ちゃうかも」と思わず言ってしまうほど、アカザーさんを気持ちよくさせたのが、8月1日に発売されたばかりの最新ハイエンドモデル『サイバーリラックス AS-960』。価格は、驚きの約47万円(実売価格)です!

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    気持ち良さそうはアカザーさんをに触発され、ミズグチさんも隣にあった同機種で“自動マッサージモードソムリエコース”(30分)を体験。

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    この機種の最大の特徴はほぼ寝た状態でマッサージが受けられるベッドポジション。また独自技術“極メカ4D”(もみ、たたき、昇降、時間で4D)に業界初のスローハンド制御を搭載しいているとのこと。

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    マッサージチェアに収まった姿は、椅子を着てるぐらいの包まれ具合で、癒やし椅子型パワードスーツみたいな感じでしょうか。

    ミズグチさんのマッサージの感想は、「腰と腕が暖かくなってきて、ストレッチ機能による伸ばし感も最高、ハーレムで美女からやさしくマッサージされているようだ」と、極上のマッサージ体験ができたみたいです。

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    最後に中井さんから「当社のマッサージチェアはお客さまの心も揉みほぐします」との名言が!

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    大型家電量販店のマッサージチェア体験コーナーなどでも体験出来るそうなので、気になる方はぜひ一度試してみては如何でしょうか。

    フジ医療機器(外部リンク)

    50万円ほどする、最新の高級マッサージチェアの体験レポートは週刊アスキー9/3号(8月19日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!

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