そんな数あるアプリのなかで「決定版かも!?」と感じたのが、『LINE NEWS』だ。
LINEの提供するサービスのひとつにライブドアがあり、私の在籍時代のメンバーがLINEの実動部隊として働いている。在籍中のライブドアニュースのトピックスというのは、そもそもヤフートピックスを超えるべくスタートさせたものだった。知名度こそヤフーに劣るもののトピックスのピックアップには定評があった。そこにNAVERまとめで培った最新ニュースを継続的に追っていく機能を組み合わせ、ヘッドラインを短くまとめることで、最小限のタブでサクサク読めるアプリができたのだろう。
ジャンルも、最新の時事ニュースはもちろん、グルメなどのトレンド、エンタメ、災害、経済に恋愛までと幅広く、誰もが利用できるのもすばらしい。
私はツイッターのタイムラインを追うことで、有識者の見解を含む一般的なニュースソースの情報収集を行なうことが多い。だが、それだと必要のない情報もタイムラインに紛れ込んでくる。なので、時間がないときはこのアプリだけで十分かもしれない、というほど私の中では評価が高い。
今まで私と同じような手段で情報収集をしていた人たちは、ぜひ使ってほしい。。
■今週のガジェット■
『LINE NEWS』
速報の時事ニュースから、芸能、社会、トレンド、スポーツまで、幅広いジャンルを網羅したニュー配信アプリ。ひとつの記事が短くまとめられており、スマホでも多数の記事をチェックできる。
↑LINEアカウントと連携し、決まった時間に注目ニュースが配信される。
提供 LINE(関連サイト)
App Store価格 無料
■今週の近況■
圏外でもデータ通信可能な“スマホdeリレー”
東北大学が発表した“スマホdeリレー”という研究が興味深い。携帯電話の圏外でも、複数のスマホを使ってデータをWiFi経由でリレー通信するという試みだ。
まぁ、電波の特性などを考えると難しいかもしれない。
だが、もともとインターネットというのは核戦争に備えて設計されたネットワークという話もあるので、実はそれなりに使えるようになる可能性は高いと思われる。災害時などに活用できそうなので、今後の実用化が期待される。
※この連載は週刊アスキー2013年9月10日号(2013年8月27日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』