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『カオスだもんね!』累計7億個を売り上げた知育菓子『ねるねるねるね』を練りまくった結果
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『カオスだもんね!』累計7億個を売り上げた知育菓子『ねるねるねるね』を練りまくった結果

2014-06-29 15:00
    この前、学生たちがシュークリームを顔にぶつけあうさまを見て軽くショックを受け、あえてナイフとフォークでシュークリームを食べたシャクライです。

    食べ物で遊ぶのは言語道断ですが、世の中にはあえて遊ぶことを前提に開発されたお菓子もあるようです。 20140627saku 20140627saku 20140627saku


    そんなクラシエの看板商品といえばこちら!

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    そう、魔女のCMが印象的な『ねるねるねるね』です。発売から今年で28年目というから、けっこう歴史があるお菓子なんですね。

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    とはいえ、バリバリ昭和世代なふたりの幼少期にはまだなかったようです。でも、だからこそ逆に知りたい!

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    そんな『ねるねるねるね』の価格は発売当時から変わらずの100円。

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    発売元がベルフーズ→カネボウフーズ→現在のクラシエと変わりつつも、これまで売り上げた個数はなんと約7億個!?

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    ものすごい数を売り上げてます!というか何十億回練りまくられたんでしょうか?そんな大ヒット商品となった『ねるねるねるね』ですが、その原点は……。

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    なるほど駄菓子の定番商品のひとつである粉末ジュースから始まり、その技術を活かして開発されたようです。

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    ねるねるねるねがヒットした要因は、子供心を鷲掴みにしたかららしいです。

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    マーケティング室の津田さんもそのドキドキ&ワクワクを体験したひとりでした!

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    さらに話は最近の子供が求めるお菓子の傾向へ。

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    そんな理念をわかりやすく表現するために、2005年より名称を “知育菓子”と統一。

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    シャクライもこの名称は、親御さんにかなりアピールできたんだろうなぁと思います。

    そして知育菓子は多種多様な進化を遂げ、今ではスーパーなどに専用棚まで設置するまでに。

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    この前の『眠眠打破』の取材の時もそうでしたが、やっぱり専用棚は強いですよね。ホント、カオスにも単行本の専用棚が欲しいですねぇ。っていうか、専用棚を置いてくれる書店を探す企画とかやるべきですよ、アカザーさん。

    とある程度、知育菓子について理解したところでいよいよ実演です。まずは、津田さんにお手本を見せていただくことに。

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    袋を開封した中身はこんな感じ。

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    ということで、ここからはその手順を見ていくことにしましょう。

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    粉に水を加えると色が変化!

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    といっても、モノクロ漫画ではよくわからないので、写真でお見せするとこんな感じに。白い粉(1ばんのこな)が水を吸うと青いムース状のものに!

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    これは、酸性かアルカリ性かで色が変化するリトマス試験紙と同じ原理なのだとか。“知育菓子”と言われるゆえんはここにありですね。

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    さらによくかき混ぜることで、粉は完全に青いムースに変化。

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    続いて“2ばんのこな”を追加。

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    色は青から紫色に変化!

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    そしてさらによく混ぜていくと……。

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    色の変化&膨らみ効果など、子供の好奇心をくすぐる要素が満載ですね。

    以前はこの変化に興味を持った小学生が、自由研究の課題として発表したこともあったらしいです。(現在はパッケージ裏にその詳細が明記されています)

     

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    ということでいい感じに膨らんだところで、最後の袋を開けて……。

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    出来上がり!

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    お味の方はというと……。

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    巨峰好きのミズグチさんにはピッタリだったみたいです。そしてさらに興味深いデータも。

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    では作り方もわかったところで、今度はミズグチさんが『まじょまじょねるねる』に挑戦。

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    この『まじょまじょねるねる』は基本的には『ねるねるねるね』といっしょですが、さらに変化が楽しめるふたつの小袋が付いているのだそうです。

    ということで先ほどのように、“1ばんのこな”に水を入れてねるねる。続いて“2ばんのこな”を入れるとときにちょっと事件が。

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    うっかり手をのばしたその袋は“2ばんのこな”にあらず。

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    まぁ、理由を聞くとわからないでもないんですが……。しっかり袋は確認しましょう。

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    その後はミズグチさんも色の変化&膨らみを体験し、無事完成!

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    それを試食するアカザーさん。

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    もうダメダメですよアカザーさん! こういうときは「え!? なにこの味! 知育菓子の宝石箱やで~」ぐらいのこと言わないと。そりゃあミズグチさんも怒りますよ。

    そして先ほどミズグチさんが入れ間違いそうになった“魔女の小袋”を入れてさらに味変化&再膨張。

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    そうそう! このミズグチさんの美味しそうな顔。コメントは難有りですが、味わい方はこれが正解です。

    ちなみに、ねるねるねるねをはじめとする知育菓子の原材料ですが……。

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    そして帰り際にはおみやげまでもらって、本日の取材は終了。

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    次回はいただいたお土産のなかから、大人でもじゅうぶん楽しめると噂の知育菓子に挑戦してみるそうです。お楽しみに~。

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    練って練って練りまくる!知育菓子の体験レポートは週刊アスキー7/1号(6月17日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!


    ねるね研究室(外部リンク)

    クラシエ(外部リンク)

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