●日本HP
●直販価格 27万2784円
精緻な造形の本体はレーシングカーのよう
コアi7にGeForce GTX860Mを備え、最厚部19.9ミリと、ウルトラブックに迫る薄さを実現したゲーミングノートPC。薄型で高性能なゲーミングモデルは他社からも出ているが、細部に至るまで精緻に作り込まれたボディーは必見。“CNC”による精密な削り出しで製造したアルミ製天板や、トライアングルメッシュの裏に隠された底面の吸気口、手前と側面を極限まで薄くシェイプしたボディーは、レーシングカーを思わせる。隅々までカチッとした外観で、所有しているだけでも優越感を感じるだろう。
WASDだけ独立発光 ↑WASDの4キーを周囲と別の発光色に指定できる機能はかなりゲーマーを意識している印象だ。 音に合わせて点滅 ↑スピーカー発光機能はゲームで使うと爆発のたびにビカビカ光って興奮度MAX! 発光色の指定も自在 ↑キーやスピーカーの発光色は1670万色から選択。オフにもできる。 通電時に赤く光る排気口 ↑ヒンジの両端が青いのはマフラーの“焼き付き”を表現している。排気口も光りまくり。 ゲームやアプリの処理が重い原因を監視ツールで分析 ↑CPU占有率からネットワーク送受信までバックグラウンドで記録し、グラフ化する『HP Performance Advisor』が標準装備。ワークステーションやサーバーも手がけるHPならではの玄人好みのツールだ。端子類がすべて背面なのでUSBの着脱が多い人には使いづらいのが惜しいが、スペックはスキがなく完成度の高い薄型機に仕上がっている。ゲーミングノートPCは子供っぽいのが多いと悩んでいた人にこそオススメしたい大人の1台だ。
●おもなスペック
CPU Core i7-4710HQ(4コア/8スレッド、2.5GHz、最大3.5GHz)
液晶ディスプレー 15.6インチIPS(1920×1080ドット、141dpi、10点マルチタッチ)
メモリー 16GB(DDR3L-1600)
グラフィック GeForce GTX860M/Intel HD Graphics 4600(Optimus対応)
ストレージ 256GB SSD(PCI-E M.2接続)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
インターフェース USB3.0×4、HDMI出力、ミニDisplayPort出力ほか
OS Windows 8.1 Update(64bit)
サイズ/重量 383(W)×251(D)×19.9(H)mm/約2.15kg
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