曽良イコというちょっと人見知りの女の子が、テープから5インチフロッピー、8インチフロッピー(たぶんQDも!)まで、あらゆるメディアに対応した謎のPCを使ってゲームの世界に入り、ドキドキアドベンチャーを繰り広げております。
現在、彼女が冒険中のゲームは『RELICS』、レリクスっていうんですが、このゲームって実在するタイトルなんです。PCがマイコン、なんて呼ばれていた時代のゲーマーの方なら、きっと懐かしく思い出していただけるはず。
レリクスはボーステックという会社から1986年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。倒した相手に憑依するスピリットライドというシステムを採用し、憑依したキャラクターによって、攻撃方法や耐久力が異なるという、とてもユニークなタイトルでした。謎だらけのストーリー、独特のグラフィックでも話題を集めた人気作なんです。
また、クリスタルキングによるテーマ曲をバックに遺跡が海中からせり上がってくるオープニングを覚えている方も多いんじゃないでしょうか。私も秋葉原の石丸電気のマイコン売り場でデモ中だった、このオープニングに度肝を抜かれたひとりで、X1版を購入して何度何度も遊んで、作中に出てくる「WHAT A FOOL MAN!」というセリフを「何ですかバカ男」と訳したりしておりました。
で、このレリクス、現行PCでもプレー可能なんです。プロジェクトEGGというレトロゲームが遊べるサービスを利用すれば、Windowsマシンで楽しめちゃうんです。
プロジェクトEGGは月額500円(税抜)の会員制サービスなんですが、PC-8801版、FM-7版、MSX版のレリクスについては無料で遊べちゃいます。
超かっこいいオープニングもそのままです。
ドキアド(イコとナセミのドキドキアドベンチャーの略称です)では、こんな感じだった最初の画面は……。
ゲームだとこんな感じです。
レリクスをご存じな方も、ドキアドではじめて知った方もぜひ遊んでみてください。かなり歯ごたえのあるゲームですよ!
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