美容師はスキルアップのためにカットモデルでのカット体験は必須。ただし、街で道行く人に声をかけても怪しい勧誘と勘違いされたり、何より、定期的に決まったヘアサロンに通っている人はよほどのことがなければほかのサロンになびかない。だけど、オトクなカットモデルとして髪を切りたい人は、いないわけではけしてない。
カットモデルを求める美容師と、カットモデルになってもいいユーザーを結びつけるサービス。そんなminimoはSNS『mixi(ミクシィ)』を運営するミクシィ社が提供しており、もともと、mixiのコミュニティ内でカットモデルを募集する人が多かったことから着想を得ているそう。1周年を迎えたminimoは、現在までに8000名以上の美容師と月間5万人以上のユーザーが活用しているそうだ。
この度minimoは、美容師だけにとどまらず、ネイルアートを施すネイリスト、まつげエクステを施すアイリストといった美容施術者も対象にリニューアルする。すでにminimoでは、ヘアサロンだけではなく、ネイルサロン、まつげエクステの情報を探すユーザーが増え、利用の幅が広がっているという実情がある。
店舗単位ではなく個人単位でサービスとユーザーを結びつけるというminimoのサービスのメリットは、どちらかというと、美容師、ネイリスト、アイリストといった施術者側から大きいのかもしれない。
美容マッチングサービス『minimo(ミニモ)』が美容師だけでなく、ネイリスト、アイリストにも対応。昨今の美容業界では、店舗に所属せずに業務委託形式で施術を行なっているスタッフも少なくない。店舗内にいながら、実際は“面貸し(めんがし)”といって場所のみを借りて、個人単位で売上を管理しているというパターンだ。
特に、ネイルやまつげエクステは、ごく小さいスペースで完全予約制で行なっていたり、美容室の一角を借りていたり、大きなハコにとらわれない形態をとっているところが多く、個人の集客力がものをいう。
施術の場所、時間帯など詳細情報を確認できる。ところが、美容業界において個人での集客ツールはそう多くはない。従来型の美容情報サイトでは、基本的に店舗単位の紹介がメインである。
その点、minimoは個人の情報発信が可能である点が最大の強みだ。月間5万人以上のユーザーに直接アプローチすることが可能だ。
メッセージ機能で、日程調整、予約確定までのフローはわかりやすく整理される。 minimoではアプリ内のメッセージ機能をつかって、施術者とユーザーが直接日程調整できる。また、予約確定までのフローはわかりやすく整理されるシステムになっている。
もちろん、サロンを利用する側にとっても、個人単位でのやり取りなのでより安く値段を交渉できたり、希望の場所での施術を探せるというメリットは大きい。
サロンの形態が多様化する中、ありそうでなかったなかった個人単位の美容マッチングサービスである。
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