夏の暑さもピークを越えて、しかしながらマジックが帯びる熱気は高まる一方。
皆さん、元気ですか!夏休みももう終わったという事実に絶望している学生諸君、直に馴れる!
学校生活を悔いの無いものにしてくれ!久々に出会う友人達との日常を楽しんで!
社会人の皆さん、一人じゃないってぇ!共に戦おう!
さて、挨拶はここらにして。
君は「ダブルドラゴン」を知っているか?
むしろ知っている方が焦る、というのは置いといて。
ダブルドラゴン、読んで字の如く2体の龍。彼らの名は…
龍一郎(ザ・ファースト・ドラゴン)
龍司(ザ・セカンド・ドラゴン)
この2体の龍をまとめてこう呼ぶのだ。
リュウジが龍司ではなく龍二ならより完璧だったのだが、そこまで贅沢は言えない。
改めて紹介すると
名前:石田龍一郎(ザ・ファースト・ドラゴン)
愛称:龍ちゃん
現ホームタウン:静岡
経歴:2011年、最後の「日本選手権」を「白単《鍛えられた鋼》」で優勝。日本代表として世界選手権の団体戦に出場、「緑白ケッシグ」を駆りスタンダードの部門を担当し(本人曰く、代表の他のメンバーに勝たせてもらったとのことだが)、見事に優勝。この2011年は世界選手権個人戦・団体戦の両方を日本人が制覇する、同じ国でマジックを楽しむ者としては忘れられないイベントとなった。
同イベント後、しばらくタイトルには縁がなく、本人もそれを気にしていたようだ。2014年秋、第2回BMO vol.2にて優勝。その時僕のインタビューに対して漏らした「…長かったぁ。一発屋で終わらなくて、本当に良かった…」という安堵の一言には、ウルッときたものだ。
プレイングスタイルは丁寧、その姿は質実剛健。誰の意見にも耳を傾け、勝利した試合でも自分のミスを振り返って反省し、また対戦相手のミスも一緒になって考察する、マジックプレイヤーのあるべき真面目さの1つの集大成と言って良い。
その柔らかな表面に包まれているのは、マジックに対する情熱。真剣勝負に飢えている、紳士でありながらの戦士なのだ。
2015年、気合を入れるために髪型を坊主頭に。それによりリュウジとシルエットが似てしまうことに…
名前:村栄龍司(ザ・セカンド・ドラゴン)
愛称:リュウジ、MOのおっさん(蔑称)
現ホームタウン:MOハウス(大阪)
経歴:グランプリ名古屋2012、BIGMAGICが最初に主催したGPで第4位に入賞し全国的に知られるようになる。それまでは、某掲示板のレガシースレで「関西のバーン使いで有名なリュウジ」と自ら名乗り謎のバーンアドバイスや哲学を語るキャラとして知られており(ちなみに本人ではなく、犯人は不明)、カルト的な人気は既にあった。このGPトップ4入賞でプロツアーの権利を獲得、レガシースレにおける暴力兄貴などのような架空のキャラだと思っていたプレイヤー達が「実在したのか…」とざわめいたのも懐かしい話だ。そこから縁あって、BIGMAGICで働くように。今では己の生活をダダ流しするMO配信者として、日々ブクブク太っていって…ていうか、ここ読んでる時点でリュウジの事は知ってるよね?なんでわざわざまとめてしまったのか…時間の無駄ァ。
この二人の共通点
・名前が龍(ドラゴン)
・体型、髪型が似てきた
・共に2011年に飛躍している(龍ちゃん日本/世界選手権、ジーリューは2011年にレガシーサーキットという大会で準優勝・レガシースレに頻繁に出没)
そして、最近ではプライベートでも仲が良いようで。GPなどで一緒に食事に行ったり、試合後にお互いにアドバイスを送り合ったりしている。仲良きことは、何よりも良いことだ。日々切磋琢磨し、いつか二人で、双龍(ダブルドラゴン)でプロツアーに羽ばたいて欲しい。
…
で、本題。今回、「リュウジのMO生活」で、この双龍が再激突!
1stシーズンで既に対決しており、その時は1-1のドロー。それまでボス戦において連敗街道まっしぐらだったリュウジが、なんとか一勝をあげるも龍ちゃんも最後の日本王者・ラスト侍の意地を見せ取り返すという展開になった。
日時:9/2(水) 20時半試合開始予定
フォーマット:スタンダード
リュウジのMO生活生放送内にて、龍一郎vs龍司のドラゴンファイトが勃発!
勝つのはファーストか、セカンドか。お見逃しなく。