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【自然災害メモリアル】第275回:江田島林野火災(1978)の日 [防災]冬だけじゃない火の用心
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【自然災害メモリアル】第275回:江田島林野火災(1978)の日 [防災]冬だけじゃない火の用心

2019-06-01 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    6月1日は、
    江田島林野火災の日(1978)から41年です。

    戦後としては大規模なものになった大火災の一つで、
    広島県内最大の森林火災とも言われています。江田島市(当時江田島町)は離島で、
    この火災で町の76%が焼失するという事態になりました。

    この原因となったものは、梅雨前の時期で異常に乾燥した気候にありました。
    これによって延焼が普通では考えられないスピードで一気に拡大することとなり、
    島中に火事が伝達していったとされています。


    今回は、
    「冬だけじゃない火の用心」をテーマにお伝えします。

    意外に色々記事を作っている自分でも、5~6月には意外と山火事や大火が
    異常乾燥と少雨傾向で火災になっている事例が多く見られます。
    実は5月では記事に紹介していないもの以外でも、三陸フェーン火災で岩手県内は
    山火事が発生して死者5人を出すなど、意外とオオゴトになったものが
    しかも20世紀の事象でよくあります。

    冬の乾燥した時期では、よく火の用心という流れを作られますが、
    実の所この梅雨に入る前のこの時期も気を付けるべき時であることを忘れてはなりません。

    特にフェーン現象など、普通の五月晴れとはちょっと違った気候になっている時は
    特に注意が必要です。これから梅雨の時期に入るとはいえ、台風が過ぎた後などは
    この時期乾燥して気温が異常に上昇することも多くあります。

    雨に注意すべきシーズンになっていきますが、異常気象が多いこの世代は
    盲点を突くような形で災害が発生することを懸念し、いち早く気付けるかが重要です。

    火の取り扱いには、冬だけじゃなく通年しっかり注意して過ごしてください。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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