ある日、たばこを断ち切ることを決めた主人公は、街のゴミ箱にたばこを捨て、家で横になっている時にたばこを吸いたくなってもニコチンパッチを活用することで一歩ずつニコチン依存からの脱却を試みます。喫煙欲を表している煙が彼女の背後に常に付きまといますが、友人から1本勧められても動じずに強い意志を貫き通し、ついにたばこから脱却することに成功します。
晴れやかな表情を浮かべながら街中を駆け抜けて向かったのは病院の健康診断で、「もうこれで禁煙の難しいところはクリアできましたね。次は簡単です、肺の健康チェックに行きましょう」というナレーションが流れます。ニコチンとタールを断ち切るだけでなく、その後に自身の状態をしっかり把握することが大切だというメッセージを、メランコリックな音楽と優しいタッチのアニメーションで描き切りました。