長文の手紙形式の広告は、「わたしたちドールは、国際フルーツデーを機にフルーツの歴史を振り返っていたところ、何千年もの間あたりまえのように無視されてきたあることに気が付きました。それは、聖書においてフルーツが原初の罪の根源、禁断の果実として描かれていることはフルーツにとって最大のネガティブPRであるということです」という書き出しではじまり、宗教上罪の源を象徴する存在として登場することへの抗議の意思を明示しています。
「この描き方はわたしたちの正義に反することであり、撤回を求めます。なぜならわたしたちは、フルーツを原初の罪としてではなく、原初のおやつとして捉えているからです。ドーナツやナチョス、ポテトフライといった高カロリー・低食物繊維な食品と比べ、フルーツは健康にも良い食べ物です。そもそもエデンの園にりんごが存在していた時点で、主の祝福を得た食べ物ということではないでしょうか。ほんのひとつの単語を差し替えるだけでいいのです。フルーツと書かれているところを、別の食べ物に変えていただけませんか? もしそれが難しい場合は、フルーツそのものを応援するメッセージを発信していただけると幸いです」と締めくくり、真剣な口調ではありつつもユーモアを交えた視点でフルーツの地位向上を求めました。
新聞広告と同時に公開された動画とバナーでは、手紙の一部を抜き出したメッセージをピンポイントで紹介しており、デジタル上で新聞購読者以外の人にも同様の訴求を行うことで話題化を狙いました。




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