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日本たばこ産業は、2021年5月よりJTウェブサイト上で公開している、30秒ほどで読めるイラスト付きの短編小説「ひととき小説」にて、声優・梶裕貴さんの朗読を公開しました。
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日常の中にある「ささやかな幸せ」に気付くきっかけとなることを目指している「ひととき小説」は、これまで12名のイラストレーターがそれぞれのテイストで各話の作画を担当し、昨年末に公開された第八話「写真」では、映画「ピンポン」や「鉄コン筋クリート」などで知られる漫画家・松本大洋さんが作画を担当するなど、小説とともに楽しめるイラストにも力を入れてきました。
そして、8月1日に公開された第13話「兄弟」では、映画「進撃の巨人」や「七つの大罪」などのアニメ作品への出演で知られる人気声優、梶裕貴さんが朗読を担当し、小説を視覚だけでなく耳でも体感し、より世界観に浸れるようになっています。
内向的な兄と、社交的な弟。アイデアを作れる兄と、人間関係を作れる弟。違う性格だからこそ2人の良いところが「かけ算」になり、たどり着ける場所がある。短いストーリーながらも、最後に2人がステージに立つ姿から、そこに至るまでの過程などに想像が膨らむような小説になっています。
さらに、これまで公開してきた「ひととき小説」第1話から第12話までのバックナンバーも、すべて梶さんによる朗読にて楽しめるようになりました。人間の脳と心に癒しの効果を与えるという「1/fゆらぎ」の響きを持つ梶さんの包み込むような優しさと深みのある声によって、小説の世界がさらに立体的に広がります。
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