「ミズキ」はマリンワールドで21年4月に生まれたゴマフアザラシで、母親のサツキが同館の名物アザラシだった経緯もあり、生まれた当初から母子ともに注目されていました。名前は春の花「ハナミズキ」にちなんで長生きするようにという願いが込められています。
ミズキが登場したスクリーンは、西鉄福岡(天神)駅の北口改札内正面に位置する「アドピラー」の改良版で、360度訴求できる大型LEDビジョンとして23年2月15日より本放映が開始。LEDビジョンの形状が同館の「うみなかCUBE」内の水槽と同じ円柱形であったことなどから、LEDビジョンを水槽に見立てて先行上映する運びとなったようです。
忙しなく歩く駅のなかでも、思わず目にとめてしまうような生き物の映像と最新媒体が上手く活用された施策でした。