昆虫食やヴィーガンをはじめとした食の多様化が進む中、動物を食べる行為が倫理的に問題があるかどうかという議論が活発になりはじめています。そんな状況において、アメリカに拠点を置く権利運動団体・動物の倫理的扱いを求める人々の会(以下PETA)の南米支部が、鶏を食べることの是非を問いかけたキャンペーンを公開しました。

“Is Google Against Chickens?(グーグルはチキンのアンチなのか?)”というタイトルのキャンペーンは、検索エンジンにおいて動物名を入力した時の結果に基づいて企画されています。“Cat(猫)”と入力すると生きた子猫の画像が出てくるのに対して“Chicken(鶏)”と入力すると、動物そのものの画像ではなく、調理済みのチキンの画像しか表示されません。

検索エンジン、そしてそれを管理する人間から唯一モノとして扱われている動物なのではないかというメッセージを通じて、年間280億羽の鶏が屠殺されている現実を浮き彫りにした事例は、PETAが掲げる理念とヴィーガン思考の人間が少しでも増えるようになってほしいという願いを体現しました。

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