熊本市電に設置された「スマート電停(スマートバス停)」と名物である「球磨焼酎」を活用して地域活性化を目指す「焼酎飲ん電キャンペーン」が2月に実施されます。

熊本市電を運行している熊本市交通局では、2020年度の熊本駅前へのスマート電停2基の導入を皮切りに、2021年度には熊本城・市役所前に4基、2022年度には20基を設置。今回の企画ではスマート電停を提供するYEデジタルとスマート電停の広告枠を販売するマチディアも連携し、電停からの豊富な情報発信を通じた熊本のまちの活性化をすすめています。

企画の目玉として、2月16日(金)と2月22日(木)には貸切電車「焼酎飲ん電」を運行。走る電車内で球磨焼酎が飲み放題となり、通勤時とはひと味ちがう景色を眺めながら球磨焼酎を各種堪能できます。1組15〜25名で2組限定ですが、電車内で焼酎飲み放題という特別な体験ができます。

またこのイベント開催に合わせ、1月19日(金)〜3月31日(日)までの期間中、熊本市電のスマート電停で表示されるキーワードを「おもしRAIL!くまもと」LINE公式アカウントから入力し、発行されたクーポンを対象の近隣飲食店に提示することで、店舗ごとに異なる「球磨焼酎+オリジナルつまみ」の限定コラボメニューを楽しめるキャンペーンも実施されます。

近年、主要都市部を中心としてバス停のデジタルメディア化が進み、ユニークなコミュニケーションを目にする機会も増えてきました。自治体と地元の媒体社らに加え、近隣の店舗も一丸となって地域の魅力を伝えていく取り組みとなっており、他の地域にとってもお手本になりそうな取り組みではないでしょうか。

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