世界最大級のWebサービスブランド・Amazonは、事業の中核となるECサイトだけでなく、今となっては音楽や動画配信のサブスクから保険事業まで幅広く手掛ける巨大企業へと成長しています。そんなAmazonはサービスの多様さだけでなく、その利便性や迅速な配達システムを売りとしており、見知らぬ土地へと引っ越してきた人にとっては文字どおりライフラインサービスでもあります。生活に必要な物をいつでもどこでも手に入れられるというメッセージを訴求し、便利さ以上の情緒的価値を生活に付与している存在として自社を描いたブランディング動画が公開されています。

主役となる女性が、見知らぬ大都会へと引っ越してきて戸惑いながらも自らの居場所を作り上げていく過程を紹介する――シンプルな構成の動画は、何もない家で動画鑑賞を楽しんだり、植木鉢を注文したり、届いた植物の手入れのやり方を調べたり……いずれもAmazonのサービスを利用していて、どんな瞬間であってもAmazonは常にそばにいることを静かに伝えています。

巨大テック企業としてその名を馳せているAmazonならではの訴求内容を、利便性にフォーカスしつつもエモーショナルな動画として公開することでさまざまな事情を抱える人の味方でありたいというブランド姿勢を力強く打ち出したCMでした。

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