“Every smile has a story(すべての笑顔には物語がある)”という共通キャッチコピーが書かれたビジュアルの数々で紹介されているのは、笑顔を浮かべる主人公たち。単純な笑顔に見えますが、その笑顔を見せるまでの間に起きた人生のイベントとセットで表現することでその意味合いに深みを持たせています。LGBTQ+のレインボーフラッグを掲げながらキスをするカップルの横には「ポール、マーク、ルーカス、アンナ」と書かれており、男性と交際をしてきた結果今の女性パートナーとの幸せがあることを表現。
その他にも「1つの指輪。1つの質問。0.03秒での即答」と書かれた女性の写真や「あぱ。ばぱぱ。ばぱ。パパ」と書かれた男性と幼い子どもとの写真、「流産。流産。リリー」と書かれた母親と新生児の写真など、さまざまな状況を言葉で補足した上で描いているビジュアルの数々が公開されています。
写真が持つ本質的な魅力とその価値をシンプルだからこそ力強いビジュアルで描いたキャンペーンは、Cheerzの写真に対する向き合い方が伺える情緒あふれる施策でした。