大人の女が知っているべき「歯磨きの真実」とは？
今日4月18日は、「良い歯（418）」の日。カフェグローブ世代ともなれば、歯のくすみや歯周病などが気になるお年頃......。正しいデイリーケアをしたいものですよね。
ウェブサイト「太陽笑顔fufufu..net」では、東京医科歯科大学・歯学部長の田上順次先生が「歯磨きの常識」について指南していました。そこで今回はそこから、大人の女なら知っているべき「歯磨きの真実」をご紹介します！
■歯磨きは朝・昼・夜にすべし
可能であれば歯磨きは毎食後が望ましいようです。環境が許す限り、会社でもランチ後の歯磨きを習慣づけましょう。また夕食後（就寝前）の歯磨きは特に大事！ 就寝中は唾液の分泌が少なくなって細菌が増殖しやすいので、その前にお掃除しておくべきなのです。
■食後30分たってからの歯磨きが理想
食事の直後は、食べ物の影響で口内が酸性になっていることがあります。この状態で歯磨きをすると、表面のエナメル質を傷つける可能性があるんだとか。30分以上経過して再石灰化したタイミングでの歯磨きが理想です。ただし、歯磨き習慣が不十分な子どもや歯周病の人は、口内に細菌がたくさんいることがあるので、食後すぐに歯磨きした方が良いそうです。
■歯磨きで歯垢を完全除去するのは不可能
歯垢（プラーク）がへばり付くのは、歯と歯ぐきの間、歯と歯の間、詰め物と自分の歯の間の3か所。このうち「歯と歯の間」には歯ブラシは届かないので、フロスを使ってていねいにお手入れしましょう。しかしそれでも歯垢は完全に取り除けるとは言い難く、残った歯垢は数日で歯石化します。これは歯医者さんでないと除去できませんので、数か月間に1度は歯の定期健診に行きましょう。歯周病予防にもなりますよ！
日本では歯周病に「30歳以上の80％がかかっている」という説もあることですし、これからも末永く付き合っていくために歯と歯茎の健康にはスキンケア並みに気を使っていきたいもの。
その他の「歯磨きの常識」について詳細は「太陽笑顔fufufu..net」からどうぞ。
photo by Thinkstock/Getty Images
（文／編集部・吉川）