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人生で「私はこれをやるために生まれてきたんだ」と思ったことがあるだろうか。中山薫子(なかやま・かおる)さんには今から26年前、その瞬間が訪れた。それは「パラアスリートと小学生の交流」だった。
26歳、選んだ道はアメリカの大学進学と現地就職
といっても、中山さんがそこに簡単に行き着いたわけではない。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。紆余曲折を経たからこそ、たどり着けたのかもしれない。
1958年、...
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