パリの16区、パッシー地区に住むノーブルな雰囲気の女性をテーマにしたエリア。シルエットで魅せる、シンプルかつモダンなスタイルが並びます。カシミア混のノーカラーコートにペンシルスカート、グレーフランネルのジャケットとシックでトラディショナルなアイテムは着回し力も抜群。
なかでも注目したのは、高級メゾンと同じ工場でつくられているという「N_8(オット)」のカシミア混コート(写真左)。肌触りがよく、軽い上質なコートです。価格は241,500円と安くはありませんが、何年も着続けられるアイテムです。
またイタリアのシャツブランド「オリアン」のシンプルなコットンシャツ(写真右)も、使い勝手がいいこと間違いなしの逸品。深いVの胸元とパリッとたてられる襟の仕様は、オフィスで重宝するはず。価格は20,000円。
こちらはパリの5区、カルチエ・ラタンを散歩するアンナ・カリーナをテーマにしたエリア。丸首ニットや、タック入りのスカートなどコケティッシュでフェミニンな世界観です。「ジェイ&エム デヴィッドソン」のバレエシューズや秋冬に欠かせないレオパード柄の小物も充実していましたよ。
最後はパリ11区、バスティーユ広場で夜遊びするルー・ドワイヨンをテーマにしたエリア。まさしく、ルー・ドワイヨン! と言えるようなエッジの効いたカジュアルなアイテムが並びます。とはいえ、シンプルなショートブーツやライダースジャケットもあり、大人の女性のオフスタイルにハマります。
シューズのなかでも目を引いたのは、あの「サルトル」の新作ショートブーツ! フロント部分のゴールドがポイントとなり、「サルトル」らしい品格の高さに拍車をかけています。カラーはブラウン、ネイビー、ブラックの3色。ショートブーツは116,550円、定番のロングブーツは114,450円です。
秋冬コレクションは8月頃から順次入荷予定。好みのパリジェンヌスタイルを探してみてくださいね。
[エリオポール]
(取材・文/編集部・寺田)