仕事や家事で忙しく過ごしていく毎日の中で「自分のフリータイムはどのくらいだろう」と考えた事はありますか? 米保険会社「Direct company」が発表した調査によると、仕事と睡眠以外の自分の時間を7時間持つことで仕事や生活とのバランスが取れ、幸せに過ごせることが分かりました。
とはいっても、現実に7時間もフリータイムを取ることはなかなか難しいですよね。同調査では仕事をしていなくても、常に仕事や生活のプレッシャーなどを感じていることもあり、実際に私達が自由に解き放された時間を過ごしているのは平均約4時間14分程度しかないのだとか。
さらにオフィスで8時間仕事をしたとしても、約82パーセントの人が時間外、つまり仕事場以外でも仕事のメールや電話のチェックをするなどして働いていることが明らかになっています。
さらに英国の国際安全衛生センターによると、業務上疾病の4割はストレスが原因だということ。1日の中で睡眠以外の時間ほとんどが仕事に意識をとられていては、ストレスになったり、最悪の場合には病になってしまうのも分かる気がします。
では、どうしたら少しでも自由の時間を持つ事ができるのでしょうか。それはズバリ、フリーの時間は仕事の意識をなくすのを徹底することです。家族と一緒に過ごしても、独りでソファに寝転がっていても、自分の自由の時間は何をしても構いません。ただ携帯電話やパソコンの電源をオフにしたりして、仕事とはキッパリと離れた時間を過ごすように心がけましょう。
ちなみに同研究が発表した"理想的な時間の使い方"は以下になります。
朝食:22分
シャワー:21分
通勤時間:1時間26分
SNSのチェック:18分
仕事:8時間7分
新聞や情報チェック:18分
ランチ:53分
友達や家族と話す:49分
個人の時間:1時間6分
ディナー:1時間6分
雑用:45分
テレビや映画:1時間3分
睡眠:7時間26分
明日から早速このリスト通りに行動するのは困難だと思いますが、出来る範囲で自分の時間を多く持つようにしてみてくださいね。
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(文/ピーリング麻里子)