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レジェンダリー・エンターテイメントが『ポケモン』シリーズの映画化権を獲得した。株式会社ポケモンとタッグを組み、同シリーズ初の実写作品として、ゲーム『名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~』を映画化する。

まだ詳細は明らかになっていないが、レジェンダリーは2017年の製作開始を目指して企画を急ピッチで進めている。名探偵ピカチュウは、ポケモンの世界における新しいキャラクターであり、日本で配信されたゲームに初登場した。

実写化の契約が交わされたのは、共同所有者である任天堂の株価を25パーセントも上昇させるほどヒットしているアプリ『ポケモンGO』が配信された2週間後のことだ。拡張現実を用いたこのゲームでは、プレーヤーはポケモンを捕まえたり、バトルしたり、訓練したりできる。

『ポケモン』は、1996年に日本で発表され、2億7900万本のゲーム、215億枚のカードを74か国で売り上げ、アニメ番組は19シーズンも続いている。最近では『ポケモンGO』の登場により、再びポップカルチャーに存在感を示していた。

これまでにレジェンダリーが製作してきた作品群と同様に、日本以外での本作品の配給はユニバーサル・ピクチャーズが担当する。

株式会社ポケモンが長らく映画化で手を結んできた東宝は、映画『ゴジラ』シリーズのリブート版でレジェンダリーと提携したように、日本における配給を担当する。

レジェンダリーは、今年1月、中国の巨大エンタメ企業ワンダによって35億ドルで買収された。『ポケモン』の実写映画の契約は、7月23日(現地時間)に獲得したジェニファー・ローレンス主演の映画『Bad Blood(原題)』と、映画『The Birth of a Nation(原題)』のプロデュースと監督を務めたネイト・パーカーによる新作(タイトル不明)に続き、同社がこの1か月以内に獲得したプロジェクトの中で3番目に大きいものとなる。

契約交渉は、株式会社ポケモン・インターナショナルのドン・マクゴウワンが法律事務所グリーンバーグ・トローリグのダン・ブラック外部顧問と共に進めた。スタジオ側の代表は、マーティ・ウィルハイト、ダニエル・ファインバーグ、マイク・ロスが務めた。

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