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ブロマガ

  • マンガの80年代から90年代までを概観する:その1(1,749字)

    ぼくは80年代は徹底的にマンガを読んだが、90年代はマンガをあまり読まなくなった。 それは、91年に大学を卒業して働き出したため、時間がなくなったということも大きいが、この時期にマンガの変容もあったのではないか?――とも思っている。 そこで今回は、80年代から90年代のマンガの歴史――その変容というテーマで考えてみたい。 ※マンガタイトルの後の括弧は第1巻の発売年、マンガ家の後の括弧は生年 まず80年代はなんといっても『Dr.スランプ(80)』と『童夢(80)』で幕開けする。鳥山明(55生)と大友克洋(54生)という、絵もコマも話もうまいという三拍子揃った作家が同時に現れる。 それとともに『ストップ!! ひばりくん!(81)』の江口寿史(56生)や『吉祥天女(83)』の吉田秋生(56生)など、50年代後半生まれの作家が吉祥寺界隈に暮らし、交流しながら、新しいマンガを生み出していく。 『ドーベルマン刑事(74)』の平松伸二(55生)や『うる星やつら(78)』の高橋留美子(57生)は、この流れとは別にすでにデビューしていた。 『うる星やつら』は、あだち充(51生)の『タッチ』(81)とともに、80年代の『サンデー』を人気誌に押...

    2日前

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  • 正解はあります:その26(1,776字)

    「正解はない」という考え方は、きわめて20世紀的なものだ。20世紀とともに現れて、そして20世紀とともに消えていく価値観である。 なぜ20世紀的かというと、20世紀になってから大量に現れた「産業機械」を操るため、人はオペレーターとして動員されなければならなかった。もっというと、機械の一部にならなければならなかった。「機械人間」にならなければならなかった。それは、チャップリンが映画『モダン・タイムス』で皮肉った機械工の姿である。 そういう人間が、産業機械が社会を大きく変革する力があると分かった20世紀には必要だった。そこでは、人間同士がかつてないほど緊密に、また大規模に連携する必要があった。協力する必要があった。 そのため、一度は「全体主義」が試されたが、結局のところ全く上手くいかなかった。そこで今度は「マネジメント」を採用し、これはなかなか上手くいった。そうして、大企業や大組織というのが存続可能になった。 ところが、そこにも問題がないわけではなかった。人間が組織されると、仕事以外にもさまざまな交流が発生する。このとき、仕事はマネジメントで何とか円滑に運営することもできたが、それ以外の人...

    3日前

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  • [Q&A]愛犬の死のショックからどう立ち直ればいいか?(2,464字)

    [質問] 私の愛犬が先日、寿命で旅立ちました。 ハックルさんは動物を飼われたことはありますか? 動物でなくても良いですが、ハックルさんが自分の近しい方や動物とお別れした際は、どのように立ち直りましたでしょうか? [回答] ぼくは小学校6年生のときに飼っていたルッキーという犬が病気で死んでしまいました。 それから25歳くらいのときに12歳から飼っていた13歳のメヤオという猫が死にました。死んだときはぼくはすでに実家を出ていたので、一緒には暮らしていませんでした。 また、ぼくにとって最も近しい親戚の死は祖父母で、これは物心ついたときには4人とも生きていましたが、今ではみんな死んでしまいました。 そして家族以外となると死んでしまった最も親しい人は吉野さんで、2004年のぼくが36歳になる年に42歳で死にました。 こうやって、ぼくの近しい人たちの死を振り返ると、ぼく自身はびっくりするほど彼らの死を淡泊に受け止めていた、ということです。いつも、だいたい「しょうがない」と諦めてしまいます。どんな死でも「それは寿命だ」と思うような考え方が、ずいぶん前からできているからです。 また、死ではありませんがこ...

    4日前

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  • 情報リテラシーはどうやったら身につくのか?:その26(1,520字)

    『Hungry?』のCMには、哲学的思考に導くための3つの要素がある。 1つは「題材」。 2つは「視点」。 3つは「構成(内容)」。 このうち、題材は「原始人を扱うこと」が、視点は「俯瞰であること」が、見る人を哲学的思考に導くと説明してきた。そこで今回は、3の「構成」について見ていきたい。 その前に、2の「視点」についておさらいをしておきたい。 そもそも「俯瞰で見る」ということは、ものごとを客観的に見られるので、人を安心に導く。そして安心が得られると、人は余裕を持てるため、なおさら哲学的思考を抱きやすい。人間は、余裕がないとなかなか哲学的に考えられないのだ。 そこで、俯瞰視点で余裕を持たせ、哲学的思考ができるよう準備を整えてやるのだが、そこで見せる映像の内容は、安心とは真逆の「不穏」なものの方がいい。なぜなら、その方が哲学的な思考を抱きやすいからだ。 ここで、試しに考えてみてほしい。 一方は、晴れ渡った砂浜に寄せては返すさざ波が映っており、もう一方、嵐の夜の荒れ狂う海に帆船が激しく揺れている。一体どちらが人に哲学的な思考を抱かせるだろうか? ちなみに「哲学的な思考を抱く」とは、端...

    5日前

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  • 学生に伝えたいお金のこと:その23(1,620字)

    これからの時代は―― 1.生活探求者になり 2.新たな価値観を創出し 3,他者を巻き込んでいく というステップを踏まなければ、なかなかお金は稼げないだろう。 そして3の「他者を巻き込む」ためには、自分の創出した新しい価値観を上手く「隠」さなければならない。 では、隠すとはどういうことか? まず、基本的に理解しておきたいのは、隠すには二通りの方法があるということだ。 一つが、「完璧に隠す」。 もう一つが、「チラ見せする」。 最初の「完璧に隠す」というのは、分かりやすい。文字通り、その存在すら誰にも知らせないことだ。 難しいのは、二番目の「チラ見せ」するということだ。これはどのようなものか? チラ見せを説明するのに最適な例は、今の時代には不謹慎かもしれないが、「スカート」である。スカートこそ、「チラ見せ」の本質を体現した存在だ。 足を完璧に隠すのがズボンなら、足の一部を出しながらも、残りを隠すのがスカートである。 このズボンとスカートの差異というのは、一目瞭然だ。ズボンは、その下の完璧に隠された足を想像しにくいのに対し、スカートは、部分的に隠された太ももの付け根をいやでも...

    6日前

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2014/01/30 11:01

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