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ハックルベリーに会いに行く

ブロマガ

  • 建築の学び方:その21(1,718字)

    建築には、当たり前だが「外観」というものが存在する。しかしこれは、当たり前すぎて逆に見落とされがちだ。 特に日本においては見落とされている。自分の家の外観にこだわっている人はほとんどいない。なぜかというと、日本人は内観――取り分け「間取り」に対するこだわりが強すぎるからだ。その反動で、どうしても外観がおざなりになる。 家の間取りを優先すると、必然的に外観の形状が歪になる。試しに、Googleマップの航空写真で、自分の家の近所の住宅街を見てほしい。ほとんどの家の屋根の稜線が、一本ではなく複数、しかもギザギザに折れ曲がっているはずだ。 この屋根の稜線の複雑さこそ、内部の間取りにこだわっていることの証拠である。間取りにこだわると、柱の並び方が複雑になる。そうして必然的に、屋根の形も複雑になってしまうのだ。 おかげで外観は、見た目や形状としての美しさを全く考慮されていない、幼児が積んだ歪な

    6時間前

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  • 石原莞爾と東條英機:その127(1,900字)

    国「防」を主眼に据えた、1944年の日本はどうだったか? まず3月に悪名高い「インパール作戦」が始まる。陸軍はビルマからインドへと侵攻した。連合国の中国への輸送ルートを遮断するためだ。つまり中国戦線の支援のためである。 しかしこの作戦は日本軍そのものが補給と移動を軽視していたので、多数の餓死者や病死者を出した。約10万人の兵力のうち、3万人が死んで4ヶ月後の7月に終わる。 6月にマリアナ沖海戦が行われる。これは日本の基地や空港があったサイパンなどマリアナ諸島を守るための戦いだったが、アメリカ軍の猛攻を前に、海軍はほとんどの飛行機とパイロットを失い惨敗する。 7月にとうとうサイパン島が陥落する。ここをアメリカに奪われたため、アメリカによる日本の空爆が可能になる。当時の飛行機の移動距離だと、ハワイからの日本への空爆は無理だった。しかしサイパンからだと、ぎりぎり行って帰ってこられる距離とな

    1日前

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  • 野球道とは負けることと見つけたり:その68(1,874字)

    高校野球の夏の地方予選は、どの都道府県もだいたい七月の中旬から始まる。1978年の池田高校は、二回戦の敗退だったので、ほとんど夏休みに入るのと同時に甲子園の不出場が決まった。おかげでそこから、長い長い地獄の夏合宿が始まった。 ここまで見てきたように、監督である蔦文也の指導方針は「クラッシュアンドビルド」である。まずは選手を壊すこと。初戦敗退で頭に来ていた文也は、この夏こそ徹底的に選手を壊すことを決める。そうしていつの年にも増して厳しい特訓を生徒たちに課していった。 池田高校野球部の厳しさというのは、精神的な厳しさではない。徹底的に肉体的な厳しさである。とにかく選手の体力を搾り取る。練習が終わる頃には歩けなくなるくらいまで疲れさせる。 それもただ走らせるのではなく、実践的な練習の中で疲れさせる。だから自然と、バッターは打つ回数が多くなる。バッティングピッチャーは投げる回数が多くなる。

    4日前

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  • 令和の恋愛事情:その3(1,886字)

    なぜぼくは怒鳴ることを許されているのか? 一番の理由は、ぼくが周囲から「狂人ではないか」と疑われているからだ。ぼくのことを狂人と疑う人は多い。だから怒鳴っても許されるという状況がある。 なぜかというと、「気が狂っている」ということは病気なので「弱者」と見なされるからだ。弱者は許さなければならないのが今の社会である。おかげでぼくは許される。むしろ、怒鳴れば怒鳴るほど狂人と思われ、周囲から許される状況が拡大する。 そんなぼくも、青年時代はほとんど怒鳴らなかった。大学に入って親元を離れた18歳から離婚した30歳までの12年間、内心で怒ることはあっても、それを表に出すことをしなかった。つまりアンガーマネジメントという言葉ができる前から、すでにそれを始めていたのだ。 するとどうなったか? 面白いことに、周囲の人がぼくのことを狂人と見なさなくなった。普通の人、まともな人と見なすようになった。

    5日前

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  • [Q&A]転職活動をどうするか?(1,411字)

    [質問] 新しい戦争が始まってから、日本について考えております。長渕剛さんの『JAPAN』という歌について質問させていただきます。歌詞の中に「弱い者に真実を語る時は少しだけ気をつけろ。裏目裏目に愛が転がる」という箇所があるのですが、長年の謎と言いますか、なぜ、弱い者に真実を語ってはいけないのでしょうか? エンタメ博士であり、心理学にも詳しいハックルさんに、その危険性について教えていただけたら幸いです。 [回答] これは簡単です。真実というのは残酷なので、弱い者には受け取ることができないからです。例えば、申し訳ないですが顔の造形が美しくない人に、「あなたは美しくないですよ」と言っても「教えてくれてありがとう」とはなりませんよね。「何言ってんだこいつ」となると思います。 もちろん、心の強い人は自分の顔の造形が美しくないということも正面から受け止められると思いますが、そういう人は希です。ほと

    6日前

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2014/01/30 11:01

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