• このエントリーをはてなブックマークに追加

ハックルベリーに会いに行く

ブロマガ

  • 野球道とは負けることと見つけたり:その78(1,638字)

    この試合、橋川正人はそもそもイライラしていた。甲子園のマウンドが柔らかすぎて、なかなか足に馴染まなかったからだ。それでコントロールを失い、ストライクを取ることに苦労していた。 ところが、そこで岡田が負傷退場になった。これは橋川に微妙な心理の変化を及ぼした。それは「自分がリードしなければならない」という責任感だ。 岡本は急造のキャッチャーである。キャッチングは確かに上手かったが、しかしリードなどほとんど、いや全くといっていいほどしたことがない。 そうなるともう、自分がリードしなければならない。これまでは岡田に任せきりだったが、ここからはそこの部分も自分が担わなければならなかった。 しかしそのことで、橋川は逆に開き直った。マウンドで踏ん張るのをやめ、七分の力で投げるようにした。その代わり、コントロールを重視した。緩い球で打たれてもいいから、フォアボールだけは出すまいとするようになったの

    16時間前

    • 0 コメント
  • 令和の恋愛事情:その13(2,225字)

    日本の恋愛は1950年代に西洋から輸入され、1960年代に萌芽し、1970年代に花開いた。しかしその揺籃期は短く、1980年には一つのフォーマットができあがってしまう。そこから2026年の今日まで46年間、基本的にそのフォーマットは変わらない。 ただしそれは、もはや明らかに耐用年数を過ぎている。だから若者の恋愛離れが起こっているのだ。 なぜ1980年型フォーマットがいまだに続いているのか? それは、取って代わる新しいフォーマットができていないということも理由の一つだが、もう一つには、多くの人がそれにすがって、なかなか離れたがらないということもある。皆、すでに耐用年数を過ぎた1980年型恋愛にいまだに理想を見出しているのだ。 では、1980年型恋愛とはどのようなものか? それは、恋愛ゲームの中で男が選び、女が選ばれる――というものである。そういういわばシンデレラストーリーの疑似体験だ

    1日前

    • 0 コメント
  • [Q&A]実父の通夜より嵐のライブを優先すべきか?(1,794字)

    [質問] ドラッカー学会徳島大会に参加されたと聞きました。そこではどのようなお話しをされたのでしょうか? [回答] このメルマガでも何度か述べていますが、ぼくはこれからの世の中は人口減少社会になると考えています。ですので、それについて対処(マネジメント)することが、ドラッカー的にはだいじというお話しをさせていただきました。 そして、その対処方法における要こそ「見殺し」です。人口減少社会は、単に子供が生まれにくくなる(少子化)だけではなく、平均寿命の短縮という形でも進みます。つまり多くの人が長生きできなくなる。それは主にお金がないという理由によって起こります。 もちろん、これまでの延命目的の無駄な医療や、エネルギーの際限なき浪費なども改めなければなりません。何より温暖化をはじめとする環境破壊に対処しなければならない。 そのためには「人が減る」ということは危機ではなく福音です。人が減るこ

    2日前

    • 0 コメント
  • 建築の学び方:その30(1,698字)

    ぼくは目が良い。他の人が気づけない微細な変化に気づける。このことは、とりもなおさず「観察眼が良い」ということにつながる。そして観察眼が良いことは、そのまま頭の良さに直結する。 だから、頭がいいことにおいて目の良さは重要なのである。目が良くなければ、頭はなかなか良くならない。実際ぼくも、目が良かったおかげでかなり頭が良くなった。元々地頭も良かったが、後天的な頭の良さもこれ以上なく育むことができたのだ。 しかし、そのために少なからずの代償を払った。それは視力が落ちたことだ。ぼくは目こそ良かったものの、それは単に神経の数が多いだけであって、筋肉が優れているわけではなかった。けっして悪いわけではなかったが、しかし並より少し下といったところだった。 ぼくは、体全般の筋肉が固く、鍛えるのが難しい。その意味で質が悪い。これは、ぼくの両親もまた子供もそうだから、遺伝的な要素が大きいのだろう。ぼくの家

    3日前

    • 0 コメント
  • 石原莞爾と東條英機:その136(1,923字)

    1942年8月に、日本は占領していたガダルカナル島をアメリカ軍に取られてしまった。 ガダルカナル島はソロモン諸島にある。日本からだと真南からちょっと東へ行ったところ、オーストラリアの右上くらいである。 オーストラリアは、アメリカ・イギリスと共同で日本と戦っていた紛う方なき敵国であった。そしてソロモン諸島を抑えておくと、アメリカとオーストラリアを行き来する補給船を攻撃できる。だから重要な拠点となった。 さらに、ここはハワイ諸島を攻め込むための拠点にもできた。実際、ここを拠点にまずはミッドウェー島を攻めたのだが、しかしこれに失敗して、ハワイ沖からは撤退した。そうして今一度、ガダルカナルの足場を固めようとした。 しかし固める前に、アメリカ軍が早くもガダルカナルまで攻め込んできた。これは日本軍が全く予期できていなかったので、簡単に取られてしまった。 残念なことに日本の司令部は、ガダルカナ

    4日前

    • 0 コメント

生放送

スタッフからのお知らせ

2014/01/30 11:01

Q&Aのメールを募集中です。

このブロマガでは、毎週水曜日にみなさまからの質問にお答えするQ&Aのコーナーを設けています。
そのコーナーへの質問を、随時受け付けていますので、ぜひメールでお送りください。
huckletv@gmail.com
チャンネル会員さんでなくても質問できます。みなさまからのお便り、お待ちしています!