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ハックルベリーに会いに行く

ブロマガ

  • 石原莞爾と東條英機:その134(1,946字)

    開戦前夜、1941年9月6日の御前会議。対英米開戦が決まった後、永野修身は統帥部を代表してこのように発言した。 「戦わざれば亡国と政府は判断されたが、戦うもまた亡国につながるやもしれぬ。しかし、戦わずして国亡びた場合は魂まで失った真の亡国である。しかして、最後の一兵まで戦うことによってのみ、死中に活路を見出うるであろう。戦ってよしんば勝たずとも、護国に徹した日本精神さえ残れば、我等の子孫は再三再起するであろう。そして、いったん戦争と決定せられた場合、我等軍人はただただ大命一下戦いに赴くのみである」 面白いことに、そして恐ろしいことに、この永野修身の予言はぴたりと的中することとなる。日本は戦争に負けた。それも、最終的には多くの若者が命を賭して敵に体当たりするという、文字通り「最後の一兵まで戦う」というような負け方だった。 その結果、戦後の日本はどうなったか? 鮮やかに復活した。まさに「

    7時間前

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  • 野球道とは負けることと見つけたり:その75(1,695字)

    1979年4月1日、大会5日目の第三試合、池田は一回戦で強豪天理を下した山形県代表・鶴商学園とぶつかった。 この試合は、両校エースの投げ合いが注目された。池田の橋川正人は、秋の県大会、四国大会で際立った勝率あるいは防御率を誇っていたし、一方鶴商学園の君島厚志は、前述のように一回戦で、強打の天理を粘りの投球でわずか2失点に抑えていたからだ。 しかし蓋を開けて見ると、試合は結局池田の完勝に終わった。打線は初回に「まさか」のスクイズで先制点を挙げると、4回に2点、5回と7回にはともにソロホームランで1点ずつ加点し、最終的に君島から5点を奪った。 一方の守りは、橋川のコントロールがなかなか定まらず、9回で140球を投げさせられたものの、とうとう鶴商を完封した。そうして5-0と完勝を遂げたのである。 この試合は、池田の投打にわたる強さが際立った格好となった。またホームランを2本打つという、後

    3日前

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  • 令和の恋愛事情:その10(1,740字)

    ぼくが思春期に入った80年代。恋愛はすでに決まったフォーマットがあるものと思っていた。だからそれに則ってしなければならないと信じ込んでいた。そして実際、そのフォーマットに則って恋愛をした。 しかしながら、実はそのフォーマットが定まったのが1970年代後半なのである。70年代後半、奇しくも恋愛第一世代の松任谷由実と桑田佳祐がデビューし、彼らが体験した生の「恋愛」を流行歌として歌った。それが当時構築されつつあった恋愛フォーマットを爆発的に拡散し、また定着させることの一助となったのである。 『いとしのエリー』が好きな男性は多い。しかし実は、この歌の隠れた女性ファンも多い。 それは、この歌が「男性恋愛の基本は失恋である」という当時の新しい恋愛フォーマットに則ったものだったからだ。このフォーマットをいち早く自ら発明し、構築したのが桑田佳祐だ。そして多くの男性がこれにならって上手くいったので、桑

    4日前

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  • [Q&A]なぜ家を建てるのですか?(1,498字)

    [質問] 『三枚のお札』、『3匹のやぎのがらがらどん』、『やぎとライオン』などの童話で、ピンチの時に嘘っぽい事を言って切り抜けるシーンがありますが、そういう時の嘘は大丈夫なのでしょうか? [回答] 大丈夫どころか、そうすべきです。人間は、基本的に他者には嘘をつくべきなのです。ここでも何度か述べていますが、むしろ真実を述べてはいけません。 ぼくはそのことが30代の後半まで分かっていませんでした。しかし30代後半のあるとき、天啓のようにそのことが理解できるようになり、以来努めて嘘ばかりつくようにしています。すると、そこから人生ははっきりと好転しました。 ついていけない嘘は、自分への嘘です。自分自身に嘘をつくと、後で取り返しのつかないことになります。 [質問] 家を建てる人はよく建てる前に「なぜ建てるのかを言語化しておいてください」とハウスメーカーや工務店から言われるそうです。なぜなら

    5日前

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  • 建築の学び方:その27(1,661字)

    空間感覚とは何か? それは一つには「足裏の感覚」のことである。 では、どのような足裏の感覚か? それは、足裏で地球と「つながる」感覚のことだ。 人間の足は、というよりそもそも人間の体は、でこぼこの場所を歩くためにできている。だから、でこぼこの場所(土の上)を歩いていないと、逆に平衡感覚が崩れ、心身に不調を来す。現代人のほとんどが心身に不調を来しているのは、現代の(特に都会の)どこもかしこもが舗装され、平らだからだ。 空間感覚がある人というのは、足裏ででこぼこの大地(地球)をつかみながら、その微妙な角度を驚くべき精度で把握する。まず斜めに対する理解が深まる。これが深まってくると、やがて大地全体(地球全体)をイメージできるようになる。地球が足裏を媒介に自分とつながって、まるで自分の一部であるかのような感覚を持つに至る。 「身体拡張」という概念がある。これは人間の面白い能力の一つで、例えば

    6日前

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2014/01/30 11:01

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