7月29日に公開され大ヒットを記録している、庵野秀明総監督作品『シン・ゴジラ』。公開より2ヶ月以上経過した現在も、全国各地の映画館で上映されている。
自民党の石破茂衆議院議員や、スタッフロールで「取材協力」として名前が出てくる民進党の枝野幸男衆議院議員など、さまざまな人がこの作品について語っているが、10月5日には民進党の有田芳生参議院議員(@aritayoshifu)が
「シン・ゴジラ」は日本の政治が危機管理にどう立ち向かうかをリアリティをもって描いています。自衛隊の攻撃力、政治家の本音、官僚の状況対応力なども関心を引くのでしょう。「ゴジラを倒せ」のシュプレヒコールが国会正門前の大群衆から発せられるシーンが安保国会をイメージしたことは確実です。 pic.twitter.com/kmHHzhPvL8
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2016年10月4日
「シン・ゴジラ」は日本の政治が危機管理にどう立ち向かうかをリアリティをもって描いています。自衛隊の攻撃力、政治家の本音、官僚の状況対応力なども関心を引くのでしょう。「ゴジラを倒せ」のシュプレヒコールが国会正門前の大群衆から発せられるシーンが安保国会をイメージしたことは確実です。
とツイートを行った。オタク文化に詳しい山口貴士弁護士(@otakulawyer)は上記を引用し
3回見ました。「シン・ゴジラ」において、国会前の群衆のシュプレヒコールは、「ゴジラを守れ」だったと記憶していますが、どうでしょうか? https://t.co/JXpi2oJtXq
— 山口貴士 (@otakulawyer) 2016年10月6日
「シン・ゴジラ」において、国会正門前の大群衆から発せられるシュプレヒコールは、政治家と官僚に完全に無視され、その後の映画の展開にも何らの影響も与えていません。無駄なシーンです。その意味で、安保国会時の抗議活動をイメージしていると言えるでしょう。 https://t.co/JXpi2oJtXq
— 山口貴士 (@otakulawyer) 2016年10月6日
3回見ました。「シン・ゴジラ」において、国会前の群衆のシュプレヒコールは、「ゴジラを守れ」だったと記憶していますが、どうでしょうか?
「シン・ゴジラ」において、国会正門前の大群衆から発せられるシュプレヒコールは、政治家と官僚に完全に無視され、その後の映画の展開にも何らの影響も与えていません。無駄なシーンです。その意味で、安保国会時の抗議活動をイメージしていると言えるでしょう。
とツイート。その後、他のユーザーと「字幕版には『ゴジラを守れ』『ゴジラを倒せ』の両方がある」といったやりとりを行う。
また、先の有田芳生議員のツイートには
横から失礼します。当該シーンでは「ゴジラを倒せ」以外に「ゴジラを守れ」「ゴジラは神だ」の計3種類のコールを録音し、混ぜて使っているそうです。ですので、聞こえ方が人によってかなりまちまちになるよう、最初から計算のうえ演出されているとのことです。
要は、有田氏やその批判者、そして私自身も含めて我々全員が、「さぁいろんなコースをご用意いたしましたので、お好きなように解釈ゲームを楽しんでください」という庵野総監督の掌の上で遊ばれている訳ですね。
といった返信や
あれは、国会前で騒げば何とかなると考えている方たちをおちょくっているようにしか見えなかったのですが
安保法案は言うなればゴジラのような敵から国民を守るための法案です。国会前のシュプレヒコールはその安保法案を通すな!というコールだったと思いますが…
といった返信も寄せられていた次第である。
※画像は『Twitter』より引用
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