アニメ最終回を迎えると同時に、2ndシーズンの制作決定が発表された2.5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!』。DearDreamの最大のライバルとしてアニメ本編でも勢いを増すKUROFUNEの初イベントに潜入。
11月13日にシネマート新宿で行なわれた『KUROFUNE 結成!!記念イベント』に乗船してきました!
イベントには、KUROFUNEの2人、風間圭吾を演じる戸谷公人さんと黒石勇人を演じる株元英彰さんが登場。アニメのシリーズ構成を担当する加藤陽一さんと一緒にアニメやそれぞれのキャラについてトークしました。
アニメのKUROFUNE結成回の第7話を生コメンタリーで上映。加藤さんから、「本編冒頭の踏切の警報音の演出は、DearDreamに対する警報を表している」、「BGMもハードで、とにかくDearDreamのキラキラ感との差別化を意識した」など、キャストも知らないような細かな演出が明かされます。
圭吾の部屋にあるダンボールに書かれた「台本いろいろ」の文字は、実際に戸谷さんが書いた文字なんだとか!
KUROFUNEの開国情報!
<開国情報>としてそれぞれのキャラの詳細設定も一部明かされました。
・圭吾と勇人が通っている学校は男子校
7話では学校のシーンが多いですが、たしかに男子生徒しか登場しませんでしたね。
・勇人の間借りしている祖母の家にはうさぎがいる
株元:ゲームでもいつきとの会話で、お菓子のモナカの包み紙を見て勇人が「おい、それなんだ?」って言って、包み紙がうさぎだから気にいるって話があるんですよ。「うさぎが一番イカすだろ」って台詞がある。
<祖母の家を間借りしている設定について>
加藤:勇人は高3になってから神戸から上京してきたんです。ちなみにその前、小6まではイギリスにいました。なぜ彼が音楽を好きなのか、というのもそこら辺にあるんでしょうね。
・圭吾は本当はラーメンが好き
戸谷:割りとなんでもいけるんですよ。夜はとんこつとか、朝はさっぱり醤油、塩とか。……って設定かは知らないです(笑)。
さらに、「あなたのためなら即位する」という圭吾の決め台詞は、「明日決め台詞の締め切りですって言われて出てきた言葉です」と加藤さん。
戸谷公人の父親は声優だった!
――2人は俳優さんとして活動していますが、声優をやってみていかがですか?
株元:もうアタフタしてましたよ、本当に(笑)。俳優としての演技とはやっぱり違うから難しくて。周りにいる声優さんとかもすごいから、どうにかして盗もうとするんですけど、自分のフィールドが違うと緊張もしちゃうし、まだまだ特訓が必要かなって思っています。
――先輩たちの技術はすごいですか?
株元:すごいですよ。DearDreamはそういった(声優という)意味では先輩ですから。すごいなと思って。チヅとかすごいなーって思って。
戸谷:あんな声は絶対出せないですけどね! どこから出してるんだろう、って思うよね(笑)。
株元:チヅだけはマネできないね。慎とかは(声マネをしながら)「バイカル湖」とか(笑)。
――けっこうアフレコのときってお互いのマネをしてますよね。
株元:太田くんとかけっこうしてますね。
戸谷:(太田)将熙は後ろでうるさいですね~。もうセリフを言うたびにマネして。
株元:将熙は、俺らだったらいいけど、他の演者さんのセリフも言いたがっちゃうから、「お前、それはやめとけ」って止めたり。本人に悪気はないんですけどね。
――戸谷さんはお父さんが声優(戸谷公次さん)だったんですよね?
戸谷:『北斗の拳』のジャギとか、たぶん若い世代の方はわからないと思うんですけど、40代近くの方ならわかる方がいると思います。父は僕がちょうどこの業界に入ったくらいに亡くなったんです。
正直、『ドリフェス!』のお仕事を貰うまで、声優というお仕事とは距離を置いていたんですよ。やっぱり父がやっている仕事なので、怖いし大変なプレッシャーもあるしというところで。でも今回の仕事の話をいただいたときに、「あ、これは親父からのパスかな」みたいな。「やれよ」って言ってくれているのかな、と感じたので。そういった意味で声優に対して覚悟はあると思います。
――お父さんの仕事をやってみてどうですか?
戸谷:なんか不思議なんですよね。『ドリフェス!』チームの中にも父と仕事をしていたスタッフさんがいたりするので、すごい運命に導かれた感じはします。もちろん俳優としても今後もやっていきたいですけど、声優のお仕事もできたらいいなと思っています。
――KUROFUNEの2人に似ているなと思うところはありますか?
戸谷:普段も圭吾と勇人っぽいんですよ。株ちゃんも、変な意味じゃなくあまり話さないし。でも「うん、ああ」くらいで意志の疎通が会って1日くらいで出来たもんね。
株元:なんか話さなくてもわかる、熟年夫婦みたいな関係は出来ているかなと思います。
2人が俳優になったきっかけ
――株元さんはアミューズの劇団プレステージに所属していますが、きっかけは?
株元:僕はずっと福山雅治さんが大好きで同じ事務所に入りたいなと思って。高校3年生の時に、福山さんの事務所を調べて、アミューズだって分かったので自分で履歴書を送ったら、たまたまマネージャーさんが見てくれていて入ることになったんです。
佐藤健さんがまだ『仮面ライダー電王』をやっている時で。僕は福岡出身なんですけど、三井グリーンランドってレジャーランドが熊本にあって「そこに行くイベントがあるから、そこに来れる?」って言われて。親にだまって行って面接して、資料持って帰って親にめっちゃ怒られました(笑)。
――自分から行くって勇人っぽいですね。
株元:昔から自分で全部決めてきたところはありますね。幼稚園のときにスポーツクラブに(勝手に自分で行って)帰りのバスに乗らずに親が心配する、とかありました。
――アミューズ所属が決まって上京してきたんですか?
株元:そうですね。アミューズに入ることが決まって、同時に関東の大学に入学して、事務所に所属しながら大学に通っていました。劇団プレステージに入らせてもらったのは大学を卒業してからです。
――戸谷さんは圭吾と同じ東京出身ですが、役者を目指したきっかけは?
戸谷:そうですね、「お前キレイな顔してんな」って言われて(芸能界に)入りました。……うそうそ(笑)。僕は中学生くらいの時に母親が履歴書を送った形ですね。中学くらいのときにスポーツとかいろいろやってて、どれにしようかな?って夢を選んでる段階だったんですよ。その中に1つ選択肢をプラスで与えて貰った感じです。
――その頃スポーツは何をやられてたんですか?
戸谷:バスケとサッカーと野球とゴルフと極真空手と……。
株元:やりすぎじゃない?(笑)
戸谷:幼稚園くらいからやってましたね。どれかのスポーツ選手になろうかな、とか考える中に1つ俳優業という選択肢ができました。やっぱり1つのことを極めている方ってカッコイイので、いずれどれかは極めたいと思って、まぁ極めるって到達点がない芸能界って場所が一番しっくりきたのかも しれないですね。
初MV撮影の裏話も!
イベント後半には、現在YouTubeで公開されているファーストシングル『ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away-』のMV(Short)をスクリーンで鑑賞。
――初めてのMV撮影はどうでしたか?
株元:歌ともまた違うし、演じるでもないし、声のお芝居でもないし、これもまた違うフィールドだったから、最初は緊張したし難しかった。……しかもダンスもあるし、そのダンスの振り入れも2日間とかでやっちゃうから、もうテンパっちゃって。
僕、朝早いと遅刻しないように前の日に寝ない、ってルールがあるんです。だから(MV撮影の日は)1日が長くてテンションのLowとHighが2、3回繰り返してた(笑)。
戸谷:最後の方、High、High、Highってどんどん上がっちゃってたよ(笑)。
イベントでは他にも筐体ゲームのデータカードダスのデモ映像を大スクリーンで観るなど、ファンと一緒に盛り上がりました!
そして、アニメ『ドリフェス!』の最終回と同時に早くも2ndシーズンの制作が決定!! 1stシーズン全12話はライブ配信中なので、見逃した人は確認してみてください。
さらに! 12月30日(金)には特別番組『「ドリフェス!」スペシャル サイコー超えてる!ミラクル☆ステージ』放送&配信決定!! 今回の特番はアニメ『ドリフェス!』を振り返りながらDearDreamとKUROFUNEによるライブパフォーマンスを予定しているそうです!
ドリフェス! 公式サイト:
http://www.dream-fes.com/
※スマホアプリゲームとデータカードダスは好評展開中。
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