kinkou021_R.jpg

それとなく福島県の郡山で地味に活動する筆者(YELLOW)ですが、何気に福島県の”ラーメンヂカラ”に魅せられている次第。

やはり喜多方ラーメンの底力と白河ラーメンの牽引力があるのか、特に麺に関しては目を見張るモノがあります。

何気に地元の人気店『金光老麺』

kinkou018_R.jpg

はい、出ました。また福島県ならではの”店の看板が小さい系”の店で御座います。

普通、店名とかは大きく書くだろって思うのですが、どうせ知ってる人しか来ないだろ的な発想なのか、あまり店名をアピールしない福島県人です。

kinkou000_R.jpg

しかし!

逆にこの手の地味な店が地味に美味しいラーメンを出したりするので、見逃さない様に注意しましょう。

kinkou017_R.jpg

ラーメン屋なのに”縄暖簾”とか激シブでして、この『金光老麺』が只者では無い感じを微妙にアピールしている予感です。

『大盛り肉らーめん』を所望する!

kinkou003_R.jpg

と、言う訳で観光客を呼ぶ気は1㎜も無さそうな『金光老麺』ですが、そこにねじ込んでナンボの筆者ですので、お邪魔させて頂きます。

店内のメニューを見た限りはラーメン主体、むしろラーメン一択であり『大々盛らーめん』とか超キニナル感じですが、午後もお仕事ですので普通に『大盛肉らーめん』で、どうでしょう?

kinkou002_R.jpg

ちなみに『金光老麺』の『しその葉むすび』は鬼ヤヴァイらしいのですが、仕事の合間のランチなのでチャレンジするのは無謀かと思います。はい。

『大盛肉らーめん』を食す!

kinkou022_R.jpg

結果、こんな感じの『大盛肉らーめん』(900円)で御座います。肉らーめんの名に恥じない豚バラ肉のボリューム感よ……。

kinkou023_R.jpg

もはや美味しい予感しか無いビジュアルに筆者の期待も高まります。

色の濃いスープも上々の出来栄え!

kinkou024_R.jpg

スープ自体は動物系の出汁を主体にしたシンプルな醤油味で、恐らくはチャーシューである豚バラ肉を煮たタレが、味の軸になっていると思います。

kinkou026_R.jpg

とは言え、醤油の濃い色を携えた澄んだスープはなかなかでして、自家製麺の美味しさを引き立てています。

『金光老麺』の麺が美味しい件の是非

kinkou025_R.jpg

”喜多方ラーメン”の看板を掲げるので、どんだけの喜多方ラーメンなのかって思った筆者で御座います。

結果、かなりの平打ち太麺で縮れ具合も”喜多方ラーメン”を凌駕する勢いです。

麺の縮れ具合を見て頂ければ分かるのですが特に茹で過ぎと言う事はなく、あくまでも加水率が高いので「アレ?」って思う人が居るのかなって感じですね。

あと今は太麺オンリーらしいのですが、昔は中細麺などもオーダー出来た様なので、それを食べて「喜多方ラーメンにしては麺が……。」みたいな声があるのかも知れません。

個人的にはかりイケてる麺だと思うし、個性的で良いと思います。

『金光老麺』 総評

kinkou015_R.jpg

ラーメン自体は素朴な感じですが、豚バラ肉の存在感、縮れの強い平打ち太麺との組み合わせは上々かと思います。

若干、スープは可も無く不可も無しなので、普通の『らーめん』(600円)を食べてしまうと、微妙に物足りなさがあるかもですね。

この『金光老麺』のポテンシャルを最大限に発揮するなら、麺と一緒に豚バラ肉を頬張るのがベストなので、是非とも『肉らーめん』系を攻めて欲しいです。

それでは、是非みなさんも『金光老麺』のチカラ強い麺をエンジョイしてみて下さい。

『金光老麺』(かねみつらーめん)

住所:福島県本宮市下樋52 1F

営業時間 11:00~19:00
定休日:不定休あり

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1582067