チャニング・テイタムとトム・ハーディが、米パラマウント・ピクチャーズによるアクション・スリラー映画『Triple Frontier(原題)』の出演交渉の初期段階にあると、複数の情報筋が本紙ヴァラエティに語っている。
情報筋によると、全員のスケジュールの問題で交渉はまだ続いているようだ。米パラマウントは、2016年12月からこの2人の俳優に関心を示しており、話し合いは進行しているものの両者の契約締結にはまだほど遠い。
『Triple Frontier(原題)』は、J・C・チャンダーが監督を務める。アトラス・エンターテイメントのチャールズ・ローヴェンとアレックス・ガートナーがプロデュースを手掛ける。
同作は、イグアス川とパラナ川が交差するパラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの境界線が舞台だ。この「ラ・トリプル・フロンテラ」は管理するのが難しく、組織犯罪にとっては天国だ。
同作は、元々は、映画『ハート・ロッカー』の脚本家マーク・ボールとキャスリン・ビグロー監督のコンビが手掛ける予定で、トム・ハンクス、ウィル・スミス、レオナルド・ディカプリオまで様々な俳優が出演に興味を示していた。しかし、ボールとビグロー監督が映画『ゼロ・ダーク・サーティ』の製作に進むことを決めたため、『Triple Frontier(原題)』は一時保留となり、最終的にビグロー監督が他の作品に集中するために監督を降りることが決まった。
ハーディの次回作は、FXによる映画『Taboo(原題)』だ。ハーディは、CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)と代理人契約を結んでいる。
テイタムの直近の作品は、コーエン兄弟監督の映画『ヘイル、シーザー!』や、製作が終わったばかりの映画『Kingsman:The Golden Circle(原題)』、スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画『Logan Lucky(原題)』がある。
テイタムは、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)及びマネジメント360と代理人契約を結んでいる。このニュースはデッドライン・ハリウッドが最初に報じた。
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