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以前、ガジェット通信では
千葉麗子さん著『くたばれパヨク』サイン会中止について 青林堂と有田芳生議員が異なる見解を示す
http://getnews.jp/archives/1594915[リンク]
という記事をお伝えした。

昨年2016年12月に出版された千葉麗子さんの『くたばれパヨク』。1月12日にサイン会が行われる予定だったが抗議電話により中止になったと千葉さんと出版元の青林堂が発表した。

それに対し、民進党の有田芳生参議院議員(@aritayoshifu)は

千葉麗子サイン会問題。(1)東京堂書店でサイン会をしたいと出版社が申し込む。書籍を見て東京堂書店が断る。(2)6階ホールはイベントがないとき会議室として貸しだしている。出版社は会場を借りたあとサイン会を行うと告知。(3)東京堂書店は利用規則に抵触するので会場使用許可を取り消し。

千葉麗子サイン会問題補遺。東京堂書店には「どうしてこんなサイン会をするのですか」というメールでの問い合わせはあったけれど、脅迫のようなものはいっさいなかったと店長から聞きました。むしろ「言論弾圧に屈したのか」というまったく事情がわかっていない抗議があるといいます。

とツイートを行なう。一方で青林堂側はその見解を否定した。

次世代の党の杉田水脈・前衆議院議員(@miosugita)は、1月9日に


【有田芳生参議院議員「常識的判断だ」】
「店員さんに恐怖心を与えるような電話が相次いでかかってきたため、書店側が万が一を考慮して中止になりました」
明らかに脅迫です。
これを「常識的判断」だなんて…。国会議員の良識を疑います。 https://t.co/fbCgfZccHP

— 杉田 水脈 (@miosugita) 2017年1月8日


【有田芳生参議院議員「常識的判断だ」】 「店員さんに恐怖心を与えるような電話が相次いでかかってきたため、書店側が万が一を考慮して中止になりました」 明らかに脅迫です。 これを「常識的判断」だなんて…。国会議員の良識を疑います。

と、産経新聞の記事を貼ってツイートを行っていた。これに対し、有田議員が


あなたは東京堂書店の店員に恐怖心を与える電話が相次いでかかってきたからサイン会が中止になったという虚偽を前提にしています。そんな事実は全くありません。私は東京堂書店に出向いて店長から詳細を聞いています。企画が持ち込まれたときに書店が断っていたのです。「調査なくして発言権なし」! https://t.co/f7eGE3i685

— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2017年1月13日

あなたは東京堂書店の店員に恐怖心を与える電話が相次いでかかってきたからサイン会が中止になったという虚偽を前提にしています。そんな事実は全くありません。私は東京堂書店に出向いて店長から詳細を聞いています。企画が持ち込まれたときに書店が断っていたのです。「調査なくして発言権なし」!

とツイート。杉田前議員も


私の調査では有田氏が書店の店長にインタビューして自分に都合のいいところだけ切り取って情報発信しているとの結果を得ましたが?そもそも都合のいい解釈しかできないのだと思いますが(笑) https://t.co/NWu4ROGPJx

— 杉田 水脈 (@miosugita) 2017年1月13日

私の調査では有田氏が書店の店長にインタビューして自分に都合のいいところだけ切り取って情報発信しているとの結果を得ましたが?そもそも都合のいい解釈しかできないのだと思いますが(笑)

とツイートするなどしていた。

作家の百田尚樹さん(@hyakutanaoki)はこの問題に関し、自身が出演する『虎ノ門ニュース』で有田議員と議論をしたいと出演依頼を行なう。有田議員の出演は実現しなかったが、1月24日放送の番組では、有田議員の一連のツイートの信憑性について検証を行った。

【DHC】1/24(火) 百田尚樹・西村眞悟・居島一平【虎ノ門ニュース】
https://www.youtube.com/watch?v=BlLp2O8lLvY[リンク]

(※1:16:25あたりから)

青林堂と書店のやりとり、関連のツイートなどを時系列に沿って詳細に検証し、脅迫ともとれる電話が複数あったことによりサイン会が中止に追い込まれたことは事実で、有田議員のツイートは嘘であると結論づける。
百田さんは、
「サイン会を中止に追い込むような言論弾圧も問題だが、その事実を嘘だと言ってなくしてしまうようなデマを貼るのはもっと恐ろしいことで、それに国会議員が絡んでいるというのは大変なことだ」
と語っていた。また、夕方には『Twitter』にて

朝、「虎ノ門ニュース」で、国会議員の有田芳生氏の嘘を徹底的に暴いたが、全然楽しくはなかった。むしろ、そんな不快な話を喋らなければならないことが情けなかった。
でも、稀勢の里関が「心が折れそうになったときに私の本を読んで頑張った」というニュースを知って、嫌な気分もいっぺんに晴れた!

— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2017年1月24日

朝、「虎ノ門ニュース」で、国会議員の有田芳生氏の嘘を徹底的に暴いたが、全然楽しくはなかった。むしろ、そんな不快な話を喋らなければならないことが情けなかった。
でも、稀勢の里関が「心が折れそうになったときに私の本を読んで頑張った」というニュースを知って、嫌な気分もいっぺんに晴れた!

ともツイートしていた次第である。

※画像は『Twitter』より引用

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1607938