労働組合の行方

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

■労働組合の行方
4つぐらいあった労働団体が1つにまとまって日本労働組合総連合会、いわゆる「連合」ができたのが1989年。25年近く前だ。労働組合は、労働者の権利を守ってくれるのは結構なことなのだが、巨大化しすぎるとろくな事にならない。

まあろくな事というのは甚だ主観的なもので、1980年代に世を騒がしたポーランドの「連帯(自主管理労働組合)」なんか東欧革命&ソ連崩壊の遠因となった。

日本に目を戻せば、労働組合の支持が社民党から民主党へと移ったために社民党の没落と、民主党の躍進となり、この間までの民主党政権成立につながった。

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とはいえ民主党の信じられないような失政に次ぐ失政で、もはや民主党は再起不能。ここからの回復はどうやっても無理だろう。社民党並に没落するか、どこかに吸収されるしかない。

そうなると労働組合の支持がどこに向かうかだ。しかし民主党のおかげで労働組合に対する世間の拒絶反応も強い。維新やみんなの党は票をあげるといっても断るだろう。

労働組合もそろそろ変革の時期ではなかろうか。維新やみんなの党も支持母体は必要。本気で二大政党制の一翼を担えるような政党を作る気なら、現在の「連合」ではない別の労働組合を育てて、それを支持母体とするぐらいの計画が必要ではないか。

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労働組合自体が悪いわけではない。現在の連合がはなはだ問題なだけなのだから、労働者の権利を守りつつ、日本の国益に協力するような労働組合を作るべき。そうなることを維新やみんなの党が支援する。

それぐらい斬新なことをやらなければ、日本の改革などできないだろう。いまは国民の支持も連合から離れているから、チャンスだと思うけどね。

わけわからない政治闘争に明け暮れる現在の労働組合よりも、きっちりと労働者の生活を守ってくれる労働組合を望む人は多いはず。これからインフレになるのだから、労働組合の重要さは増すはず。現在の労働組合への失望と合わせてアジテーションすれば、新しい労働組合もあるいは可能ではなかろうか。

国民の「なんかしてくれそう」という維新への期待も、そろそろなにかやらないと参院選まで持たないだろう。「政権取らせてくれればなにかやります」じゃ限界。新労働組合を組織し、それを支持母体にして参院選に挑む。当然現在の「連合」は猛反発するだろうが、そこはケンカが得意な橋下徹だ。むしろそのケンカで支持率がうなぎのぼりに。いや、マジで支持率が跳ね上がると思うよ。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

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