8月5日、JR新宿駅東口の新宿アルタ前に出る出口の階段に
危険です、歩きスマホ。
のコピーで“歩きスマホ”への注意を喚起するマナー広告が掲出されました。この広告は、NTTドコモが8月5日から18日にかけて掲出しているもの。携帯電話やスマートフォンの歩きながらの使用が事故やトラブルの原因になるとして問題視されている中、携帯キャリア側からの注意喚起の取り組みとして注目できます。
今回掲出された広告は、階段とその両側の壁面が黄色のシートで覆われたインパクトのあるもの。階段を登るとき正面にドーンと見える「危険です、歩きスマホ」のコピーの下には「(本人は、この広告見ないだろうけど)」と歩きスマホに夢中な人を皮肉っていますが、さすがに歩きスマホをしていても目に飛び込んでくるのではないでしょうか。
壁面のコピーでは「この広告には気づかなくても、みんなの冷たい視線には気づいてほしい」「歩きスマホをしてる人。周りの人に避けられてる人」と注意を喚起。周囲の人に迷惑をかけていることを訴えます。新宿駅を利用することがあったら、一度見に行ってみてはいかが。
大画面化して情報量が多くなり、メールやニュース、SNSのタイムラインなどがチェックしやすくなったスマートフォン。つい歩きながらでも使ってしまいますが、画面に集中してしまうと周りが見えなくなるので危険がいっぱいです。人にぶつかってトラブルの原因になるだけでなく、事故につながってしまうことも。
5月にはJR四ッ谷駅で携帯電話を見ながら歩いていた小学生がホームから転落する事故が発生。千代田区は「あぶない!歩きスマホ」のカードを配布したり、区内を運行する鉄道事業者に利用者への注意喚起を求めました。これに対してJR東日本は構内放送や「携帯電話&ゲーム、歩きながらはダメ」と書いたポスターを掲示して注意を呼びかけ。歩きスマホに注意を呼びかける啓発の動きは今後拡大していきそうです。
危ない「歩きスマホ」 マナー向上に知恵を(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130730/CK2013073002000096.html
区内鉄道事業者に「歩きスマホ対策」を要望~JR東日本東京支社には区長が直接要望~(千代田区)
http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/pressrelease/h25/h2506/h250619.html
ドコモは歩きスマホの危険性について2012年2月から新聞・ラジオで啓発広告を展開。2004年から全国の学校で実施している“ケータイ安全教室”でも、携帯電話利用のトラブルに関する啓発に加えて、公共の場でのマナーとして歩きスマホについて注意を呼びかけています。
「歩きスマホは迷惑」「カッコ悪い」「マナー違反」というイメージが定着する前に、つい歩きスマホをしてしまう人はやめておいた方がよさそうですね。安全な場所で立ち止まって使うようにしましょう!
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