吸引者が人命にも関わる事故を相次いで引き起こすため、社会問題視される脱法ドラッグ。
「脱法」と謳うだけあり、これまで規制が極めて難しかった。この「脱法」には、幻覚や高揚感を引き起こす物質の化学式を調合により変化させ、事実上「別物質」へと無限に変化させることで規制を逃れるという手法が用いられている。

先月末にはこの脱法ドラッグ規制のため「合成カンナビノイド系を基本構造として、置き換え可能な760種を指定薬物」との包括規制が発表されたのだが、無限に別物質へと変化させることが可能な脱法ドラッグ規制は、未だ難しい状況にあると言わざるをえない。

それでも新たな法の目掻い潜り策を練り続ける裏社会から、驚くべき「最新脱法策略」の証言が得られた。