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(2/4)【福島はいま #3】奥本英樹×西田亮介「南相馬サーフツーリズムの可能性」【2014/10/24収録】 @Ryosuke_Nishida
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南相馬市原町区の北泉海岸は、世界的なサーフィンの名所として知られている。震災前には年間10万人ともいわれる愛好家が当地を訪れ、プロサーフィンの世界大会も開かれた。しかしこの豊かな海資源は、南相馬のまちづくりにおいて、十分に活用されてはこなかった。そこに注目したのが、福島大学の奥本英樹だ。奥本の「南相馬市サーフツーリズム構想」は、南相馬を世界の先進地域と並ぶサーフタウンにすることを目指している。その過程で必要な安全なマリンレジャーの確立は、人材育成や雇用の促進につながり、飲食・宿泊といった既存産業も活性化が見込める。ライフセーバーの組織化、地元住民への講習会など、奥本のプロジェクトは着々と進行していた。しかし2011年、東日本大震災により、北泉海岸は甚大な被害を受けた。現在は復旧工事の過程であり、日本サーフィン連盟はビーチ開放の見通しがつくまでの間、サーフィンを自粛するよう求めている。だが、南相馬の復興を考えるうえで、海資源の活用は欠かせない。サーファーが集う海を取り戻すこと、サーフシティとしての姿を確立することが、南相馬がより豊かに、力強く発展するための基盤になるのではないか?だとすればそのためにはなにが必要で、どんな課題をクリアしなければいけないのだろうか?対談相手を務めるのは、ネット選挙の研究で知られる一方で、『大震災後の社会学』(共著、講談社現代新書)、『ソーシャル・エンタプライズ論』(共著、有斐閣)などの著書もあり、地域経済の復興や社会的企業についても詳しい社会学者の西田亮介。なにより西田は自身がサーファーであり、「サーフィン(とその研究)」をライフワークに掲げ、新島とサーフィン史についての論文(共著)を書いてもいる。「サーフィン」という娯楽が、復興に果たす役割とはどのようなものなのだろうか。観光資源としてのサーフィン、福島におけるその展開可能性を問う。

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