五十嵐太郎×浅子佳英×倉方俊輔「建築は言葉で牽引されてきた――『現代建築宣言文集 [1960-2020] 』で辿る60年」 (2022/5/18収録)@taroigarashi @asaco4 @KurakataA #ゲンロン220518
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【収録時のイベント概要】2022年2月、彰国社より『現代建築宣言文集 [1960-2020] 』が刊行されました。本書は、未来の都市のあり方を構想したメタボリズムが生まれた1960年代から、バブル経済に向かいポストモダンの思想が花咲いた1980年代、グローバリゼーションが到来した2000年代、東日本大震災が発生し新国立競技場建設が社会問題となった2010年代まで、現代の建築概念を揺るがしてきた建築家や批評家による50の言説を再録・解読したアンソロジーです。編者のひとりである建築史家・評論家の五十嵐太郎氏は、本書の「はじめに」で、《すぐれた建築は直感だけでデザインされるものではない。(中略)建築とは何かを問い、いかに空間を構想するかを思考すること。そうした思索を経て、「建築」が誕生する。このとき言葉というツールが重要になるだろう。》と述べます。建築の歴史とは言葉によって牽引され、社会との関係を築いてきた変遷と言えるのではないでしょうか。この度ゲンロンカフェでは五十嵐氏に加え、建築家の浅子佳英氏、建築史家の倉方俊輔氏をお招きし、本書に収録されたテキストをじっくりと読み解いていきます。昨年5月にゲンロンカフェでは、新国立競技場の建設問題とイラク出身の女性建築家、故ザハ・ハディド氏をめぐるイベントを開催し、おおきな反響を呼びました。今回もゲンロンカフェならではの濃密さで、約半世紀にわたる建築と言説の動向に迫っていきます。絶対にお見逃しなく!■五十嵐太郎、菊地尊也編『現代建築宣言文集 [1960-2020]』(彰国社)https://amzn.to/37DzGZh■建築は言葉で牽引されてきた – ゲンロンカフェhttps://genron-cafe.jp/event/20220518//