国民の仲間入りをしたら
2度と皇室には戻らないというのは、
皇室と国民の区別を明確にし、
皇室の尊厳を守る大切なルールだ。
というのは、国民の中には
皇室の血筋を引くものが、
一般に想像されている以上に
多くいるからだ。
誰も彼もが皇族になれる、
天皇になれるという話になってしまう。
現に、旧宮家系国民男子の皇籍取得
という案が無理そうだと考えたのか、
それ以外に皇室の血筋を引く
国民男子まで皇籍取得の対象者に
しようという声が、
ごく一部ながら上がり始めている。
それは、皇室と国民の
大切な区別をあいまいにするものである。