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百妖譜を探す旅の途中、桃夭たちは道に迷って行き場をなくしてしまう。そんな時、狩人の獲物が落ちてきたことをきっかけに、また新たな妖怪たちとの出会いが始まるのだった。人の身体に入り込み、心まで蝕んでいく妖怪、‛‛応声’’。その正体を探るため、一行は古井戸へと向かう。すると、一人の老婆が営む怪しい粥屋があった。老婆は三人に粥を勧めるが、手を付けずに様子を伺っていた桃夭が鈴を鳴らすと、その身体は恐ろしい化物に変わり…。なぜ彼女は、人を呪う化物になってしまったのか?そこには、誰も知らない悲しい過去が隠されていた。本当に邪悪なのは妖怪か、人間か…。彼らの魂を救う桃夭たちの旅が、再び始まる。
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