L→R Gt:絢斗 / Ba:のん / Vo:ルち / Dr:悠愛 / Gt:あをい
「あの時ああしてい『タラ』、あの時こうしてい『れば』」という後悔をもう二度としたくない、応援してくれるファンに
悲しい思いをさせたくないをコンセプトに掲げ結成された「タラれば」がVijuttoke初登場!
■ルちさんは前バンドの活動が終わった時に引退も考えていたんですね?でも引退しなかった。どんな思いがそこにはあったのでしょうか?
ルち:前バンドの活動終了の際にファンの人に「またね。」って約束してたんですよ。本当はすぐに次のバンドをするつもりだったんで。でもいろんな事情が重なってできなくなってしまって。それで約束を果たせないままになってしまってたんですよ。それがすごく心残りで、だいぶ時間は経ってしまったけど約束を果たしたいなと。それと僕の大好きなバンドマンがいるんですけど、彼から「お前の本当の笑顔はステージでしか見れないよ」って言われたんですよ。それでハッとしました。「時代や環境が悪かったからしょうがない、俺の人生こんなもんだったんだな」で片づけるんじゃなくて「後悔しない人生を歩こう」って。この気持ちがそのまんま「タラれば」のバンドコンセプトになってます。死ぬ前になって「あの時ああしとけばよかった、こうしとけばよかった」って思うのは嫌だなって。
■そしてルちさんが九州中から本気で上を目指せるメンバーを集めて結成されたこのバンドですが改めてどんなメンバーなのかルちさん教えてください。
ルち:メンバーを集める際に重視したのは「遅刻をしないこと」でした。価値観の合致といえばいいんでしょうか?相手のことを思って動けるかどうかが一つのポイントでした。そして共通して言えることはみんな胸のうちに熱いものを持っているということでしょうか。その中でもバンドメンバーそれぞれが僕にはないものを持っていてくれるのでありがたいですね。
のんはお父さんのようなかんじです。僕なんも説明しないでいろんなこと決めてきちゃうんで、他のメンバーは「おい!?なんだよそれ?聞いてないぞ!!」ってことがあると思うんですけど、それを裏でうまく言ってくれてるんだろうなって思ってます。あとライブ中はもう中の人違うやろ!!って突っ込みたくなるくらい激しいんですよ。
あをいはとにかく熱い子です。芯が一本ちゃんと通ってて、それに反することはしない「漢とかいて男と読む!」っていうまさにあれを地で行くタイプです。
絢斗はとにかく陽キャなんですよ。うちのメンバー基本的にくそまじめで一つ一つのことに真剣に向き合いすぎるが故にライブ後の反省とかテンションどうなってんの?ってくらい低い時あるんですけど、彼は一人あっけらかんとしてるんですよねwいい意味で陽キャなんですよ。空気読まないし。僕がMCで真剣に話してるのに「それな~」みたいな軽い感じで入ってくるのほんとかわいくて好きです。
悠愛はなんかもうわが子のように可愛がってます。すごい努力家なんですよ。僕が元々ドラマーだったので細かいミスでも気づいちゃうんですよね。「え?それ気付いちゃうの?」みたいなのがあってやりにくいとは思うんですけどね(w)あと最初みんな僕のこと「ルちさん」って呼んでたんですけど最初に「ルち」って呼んできたのは悠愛です。
■メンバーの皆さんから見たルちさんを教えて欲しいです。
悠愛:行動力と決断力の塊みたいな人です。自分が出来る事と出来ない事を把握しているので、とにかく物事を進めるのが早いです。「俺はなんでも出来る」ではなく、「俺はこれが出来ないから助けてくれ」って言うのって何気に勇気がいると思うんですよね。引っ張ってくれる兄貴肌ですが、誰よりも人間くさい部分も持っているので、男が惚れる男だと思います。
あをい:侠気溢れる熱い人です
のん:向上心が高く、上昇志向が強い。けどそれを人に押し付けたりはしない、リーダータイプな人です。
絢斗:いつも頼りになる、ひっぱって行ってくれる兄貴ってイメージです(笑)右も左も分からなかった頃からいろんな事を教えてくれたりアドバイスしてくれたりものすごい助かっています。一言で言えば「Theパーフェクト」最高にかっこいい人です。
ルち:ほめられすぎてて怖いです。今度うどんおごるね。わかめうどんだけど。
■昨年の1月から始動という事ですが始動してすぐにコロナ禍に入ってしまってライブがあまり出来なくなってしまいましたよね?その間はどんな活動をされていたのでしょうか?
ルち:あんまりマイナスなイメージがないんですよね。「ふーん、おっけおっけ!そういうことならこうしましょ」みたいな。できないことは出来ない。ならやれることやればいいじゃんって。とにかく沢山曲作って、MV出して。あとライブハウスのスケジュールがほとんど空いてた状況だったのでむしろここで一気にスケジュールとっちゃうか!みたいな。前向きでしたね。出始めのバンドだったからこそやれることがたくさんあったのはよかったなと思っています。お客さんに会えないことは寂しかったですが、次会った時にどうやったら喜んでもらおうかって考えるのが楽しくて仕方なかったです。
あをい:俺はライヴ出来る時のために鍛えてました
のん:あをいちゃん・・・?!
■コロナ禍における九州のライブシーンはどのような状態だったのでしょうか?
悠愛:ライブハウスもバンドマンも、どうすれば安心安全にライブが出来るのか?と必死に戦っていました。イベント数はゼロになり、解散するバンドや営業終了したライブハウスもありました。福岡は東京や大阪と同じ規制があったため、思うように動けない状況が続く中で、ライブハウス、バンドマンがお互い声を掛け合い続けました。ライブが少しずつできるようになりましたが、コロナ禍で観に来てくれて応援してくれるみなさんの大切さを改めて痛感しています。
■そんな地元である福岡で7月から月に1回無料ライブを開催されるんですよね?無料という事で今まで「タラれば」に触れたことのない人たちも見に行けるチャンスが増えてきます。改めて「タラれば」がLIVEに於いて大切にしている事ってどんな事なのでしょうか?
ルち:「後悔しない、させない」ということと「特別な日である」ことの提供です。ライブの日に何かほかの用事があったかもしれない。友達と遊ぶ約束をしていたかもしれない。学校や仕事があったのに無理やり都合を付けてきてくれたかもしれない。家族の病気や本人の病気、ライブ帰りに交通事故に遭うかもしれない。僕らにとって何本もあるライブの中の一本でも、それは見に来ていただけるお客様には関係ないじゃないですか。いろんな人生のイベントがある中で僕らを選んでくれた方に、タラればのライブを観たことで、「よし、私も頑張ろう」とか「今日はここを選んでよかった」って思ってもらえるように常に全力で居ることを大切にしています。無料だから…ではなく無料だからこそ、そういうところを厳しくジャッジされると思っていますのでいつも以上に気合が入ります。
■音源も定期的にリリースされていますよね。楽曲制作に於いて大切にしている事も聞かせてください。
悠愛:とにかく勢いです!自分たちがライブで演奏していること、お客さんのノリを想像しながら構成を練っています。
絢斗:作詞はルちが伝えたい事を歌って貰うのが第一なので一任しています。僕らはその思いに寄り添うような曲を作る事を意識しています。これまでは、まだまだ駆け出しバンドなのでステージでのノリや勢いを重点的に作ってきましたが、これからはメッセージ性の強い楽曲などいろんな曲を作っていきたいと思います。僕は音楽で人の気持ちに寄り添える、誰かの救いになるような曲を生み出したいなという理想を持っているのでいつか叶えることが出来るよう、楽曲制作していきたいですね。
のん:僕たちのライブを初めて見るという子にでも分かりやすくてノリやすいような曲を心がけて作っています。僕たちがお目当てのバンドじゃなくても楽しんで欲しいですし。
■歌詞を書く上で大切にしている事ってあるんでしょうか?
ルち:自分の中で、、「難しい言葉遊びをしない。」「サビは出来るだけ同じ歌詞。」という決め事があります。聞き手にどう感じ取ってもらうかをゆだねるよりちゃんと伝えたいことを伝えたいなと思ってます。あと、せっかく少し覚えてきて口ずさんでるのになんか歌詞間違えちゃうのって恥ずかしいじゃないですか。だから覚えやすいようにサビは同じ歌詞にしてます。そしてなによりも、「前向きである」ということに重きを置いています。本来V系のメインターゲット層を考えたりすればメンヘラ的な内容に寄せたりするのが正解なのかなとは思うんですが、あくまでも僕達のコンセプトは「後悔しない、させない」なので、今はつらいかもしれないけど一緒に乗り越えていこうね!とか。後悔しない生き方してみようぜ!みたいなメッセージ性を意識しています。聴いてくれる人に少しでも「明日も生きてみよう」って思えるような勇気を与えることが出来たらなと思ってます。
■6月9日から「タラれば」としては初のバラード音源が配信されました。初めてのバラードという事で今回の制作でのエピソードなど聞かせてください。
悠愛:実は「六月の雨」のデモはかなり前からあったのですが、勢いや激しさで進んできたタラればではデータとして眠ったままでした。「タラれば次はどんな激しい曲を出すんだろう?」と思わせて、あえてそこでバラードを出したい、というルちの裏切りから実現した楽曲なんです。
ルち:本当はライブでいきなり披露したかったんだよね。「新曲いくぞおらー!!」みたいにめっちゃあおって、いきなりバラードみたいな(ww)本当はもうちょっと後のタイミングで出したかったんですけど、コロナ禍でライブもまともにできない状態だからこそ、少し落ち着いてゆっくり聞ける曲というのもいいかなと思ってこのタイミングでのリリースとなりました。
絢斗:ギターソロは僕が担当したのですが、ルちがそのソロを聞いた時に「これどっちがソロ弾いたん?」って聞いてきたので、これソロマズったかなぁとビクビクしながら僕が弾いたのを伝えたらめっちゃ褒めてくれたのですげー嬉しかったです。(笑)
ルち:俺のイメージどうなってんのwこのインタビュー載るころにはMVも出てると思うのでぜひ見てほしいです。
■福岡だけではなく様々な地域でのLIVEが今後増えてきます。今の「タラれば」が目指すべく方向性を教えてください。
あをい:世界征服です
のん:あをいちゃん・・・?!
絢斗:どこの地域にいっても出会った人を後悔させない事を意識したいです。メンバーみんな思っている事でしょうがバンドのウリと言いますかコンセプトは後悔しない、させないに尽きると思うので初心は忘れずに色んなことにチャレンジしていきたいです。
悠愛:「今」のタラればが目指すことで言えば、先ずは着実に知名度を上げることだと思います。体力と精神力の勝負になりますが、負けず嫌いしかいないメンバーなので、どんな状況でも食らいついていきます。ちなみにタラればの唯一のルールは「健康でいること」です。
ルち:ルールに「遅刻しないこと」も追加しといてください。今年中に九州ツアーしたいんですよ。全国で頑張ってるライバルたちと一緒に。僕人見知りなのでなかなか友達出来ませんけどwこれ見てる仲間はぜひ連絡ください(w)タラればがいるなら一緒に九州回りたいなって思ってもらえるようになるのが目標です。
■ありがとうございました。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。いろんな場所に呼んで頂いてライブが出来るのも求めてくれなきゃ出来ないことで、幸せに思っています。人間誰しもが持つ後悔という気持ちを昇華できるように全力で活動しています。Vijuttokeをきっかけにタラればを初めて知った方、機会があれば是非タラればの音源を聴き、ライブに遊びに来てくださいね。
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≪21年07月のLINE UP≫
7月22日(木)18:00 DASEIN / MIMIZUQ
7月23日(金)18:00 Z clear / タラれば / Linaria
7月26日(月)18:00 BlacK TeaR / dai(BLAZE OF DESTROY) / 道化て鴉
7月27日(火)18:00 The Brow Beat
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▼21年6月9日「六月の雨」(配信リリース)
▼LIVE
07月25日 福岡DRUMBe-1
08月05日 福岡graf
08月11日 池袋ブラックホール
08月20日 大阪MUSE
08月24日 福岡graf
08月25日 広島セカンドクラッチ
09月08日 福岡graf
10月22日 福岡graf
11月11日 福岡graf
12月23日 福岡graf
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